今年の発酵クラスの「梅仕事」
ついにやります!
「梅肉エキス」作り
ずっとやりたかったんですが、なかなかチャンスがなくて今までできませんでした。
なぜやりたかったかというと・・・
「梅肉エキス」
は小さいころからすっとお世話になっているお家の常備薬だからです。
この効果については、もう生まれた時からお墨付きです。
実家では小さい瓶に入っていつも台所の片隅にありました。
思い出しただけで唾が出てくるほど酸っぱいこのエキス、子供ながらも美味しくてなめたーい、と
思っていてもいつも舐めさせてくれるわけではありません。
これが登場する第一位は
お腹の調子が悪い時
です。
下痢気味の時に母は割りばしを梅肉エキスの入った瓶にさして、垂直に抜き、
割りばしに付いた分だけくれました。
ついた分だけなのでほんのチョッピリです。
でもこのちょっぴりでも強烈に酸っぱい!!(でも美味しい)
ちびちびと舐めていました。
そして次の日には治っていたので、また台所の隅っこに戻されて待機していました。
そんな思い出のエキスです。
実家ではお腹を下した時が出番でした。
他にも効能があるんだ、と知ったのは大人になってからです。
1kgの青梅からおよそ20gほどしか取れないエキス。
強力な殺菌作用は知っている方も多いかもしれませんが、そのほかに
さあ、どんな効果があるのでしょう。
たくさんありすぎてびっくりです。
栄養価は、
青梅の50倍
梅干しの25倍
と言われています。
その科学的な根拠は、財団法人梅研究会や専門の研究機関などで次々と明らかになりました。
免疫力の向上・・・免疫システムの要といわれている「マクロファージ」という免疫細胞2倍に
活性化し、病原体の増殖を抑えて発病を防ぐ効果のあることがわかっています。
アレルギー改善・・花粉症に効く!という声が多数。
アレルギーを引き起こす化学伝達物質であるヒスタミン。抗ヒスタミン剤は、
アレルギー症状の治療に使用される薬ですが、梅肉エキスには抗ヒスタミン剤と
同様の働きがあるのです。
活性酸素を消去(アンチエイジング・美容に効果)・・・活性酸素は、ストレス、大気汚染、
電磁波、添加物などの悪環境で増加します。そして脳卒中、がんなど病気の90%
に関係しているそうです。梅肉エキスに含まれる成分、ムメフラールは悪玉活
酸素を消去できることがわかりました。
整腸作用・・・梅肉エキスに豊富に含まれる有機酸には、胃液の分泌を正常にして、食べ物の
消化吸収をよくする効果があります。
便秘と下痢というまったく正反対の症状に対しても、腸のぜん動運動をちょうど
よく改善してくれます。
血流改善(血液サラサラ!脳梗塞や心筋梗塞の原因になる血栓対策)・・・梅の果汁を煮詰めてつく
る梅肉エキスだけに含まれる成分のムメフラールは、梅や梅干しには含まれていませ
ん。ムメフラールは活性酵素を除去することでも知られますが、血流を促進・改善す
る働きもあります。
まだまだあります。
・ガンの予防
・肝臓の保護・強化
・抗ストレス作用
・疲労回復作用
・カルシウムの吸収率アップ
・殺菌作用(ピロリ菌にも有効)
・結石予防効果
・鎮痛作用
・痛風予防効果
・風邪やインフルエンザ予防
・血圧安定作用
こんなに効果効能があるなんて驚きです。
上記にもありますが、最近知ったのは
「インフルエンザ予防効果」
「花粉症が治った」
ということです。
今年は花粉が通常の何倍?7倍とか?
今年デビューしたひとも。
青梅の季節は5~6月ですから、今期作っておいて来年に備えなきゃですね。
そして、インフルエンザも今回の冬は猛威を振るっていましたね。
次期に備えたいものです。
こんな文章も見つけました。
「腸内の雑菌を殺し、有効な細菌を育てるので腸のいっさいの病気に効く。
常備するとよい。
感染症がはやる時は飲んでおくと感染しない。
チフスや疫病にかかって熱を出したときすぐ飲ませるとそのまま解熱して治る。」
ほんと??
なんかすご過ぎでしょ。
と思ってしまうほど。
ここまでのことは試したことありませんが、昔から
家庭の常備薬
としてあったことは確か。
自然のものなので副作用もなく、子供にも安心して飲ませられる。
ここ需要ですね!
【作るの大変。みんなでわいわい作りたい】
さあ、ぱん蔵がぜひみなさんにおすすめしたい
「梅肉エキス」
これ、作るのけっこう大変なんです。
だって、1kgでおよそ20gほどしか出来ないんですから。
青梅を地道にすりおろす孤独な作業。
一緒に作って、作った後は美味しいランチを食べましょう!
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