パエ-リャ

木製カトラリ-

ボホ-ル紀行 (6)

2016-06-11 05:44:33 | Weblog

現地時間の6時少し前にホテルに着いたので、直ぐに暗くなり、近くのマックに入っただけで、レストランは探しもしなかった。そもそも、通りに街灯がほとんどないので、遠くまで歩いてしまうと暗くて帰り道が判らない。スマホのGPSだけが頼りだった。グ-グルマップの拡大画面はリアルタイムのカ-ナビと同じだ。そのためには現地SIMは絶対に必要だ。

マクタン空港では、現地SIMの自動販売機は見かけなかったが、売り場の女の子がカ-ドの入れ替えから設定までしてくれるので手間がかからない。ただ、日本で使っているSIMを大切に保管しておかないと、帰国してもスマホが使えない事になるので注意が必要だ。帰国時には再設定は必要ない。単純に日本のSIMを差し込めば終わりだ。

まれにSIMカ-ドが抜き取れない場合があるが、そんな時はセロテ-プを使えば簡単に抜ける。

ウエブではよく、自分でSIMの設定しなければならないとの記事を見かけるが、今まで空港でSIMを買って自分で設定したことは一度もない。ダバオの空港でも、マニラの空港でも同じだったので、心配は要らない。ボルネオでは既に町中に住んでいてモ-ルのお店で買っても設定はお店の女の子がやってくれたし、自分で現地のSIMカ-ドに触ることはないと思う。トップアップだけなら番号の部分を削って電話するだけだし。

ホテルの直近の街路の様子はストリ-トビュ-で見ることが出来る。以下のURLになる。

https://www.google.co.jp/maps/@10.2962461,123.8947179,3a,75y,90h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1sI_GVtcTe2q94obWuGPY1Aw!2e0!7i13312!8i6656!6m1!1e1?hl=ja

目の前に角が丸い建物があって、ストリ-トビュ-でも見ることができる。


日本語をしゃべるタクシ-の運転手には、夜の出歩きは止めた方がよいと言われたし、次の日の朝には、直ぐにフェリ-で目的地のボホ-ルに移動するためのホテルだったし、それで正解だった。しかも、ボルネオで1500円で泊まった窓なしホテルとは違い、バルコニ-まであったし、確か、2500円ほどだと思う。ただ、リフトはなかった。

ネットで調べてフェリ-ポ-トに一番近いホテルの一つだったし、実際にピアまでタクシ-で5分ほどなので、セブに用があれば悪くない。朝食もコ-ヒ-とベ-コンエッグ、ト-スト位なら我慢できる水準だ。周りの環境が汚いことが難点だが、そんなことを言い出したら、セブの町のすべてが汚いのでどうにもならないと思う。

インタ-ネットに関しては無線LANはなかったが、日本から持参の3mのLANケ-ブルで接続した。今後は、LANポ-トに直接差し込むWIFIコンバ-タ-が2千円以下で買えるので、それを持参すれば小さくて軽いし、長さを気にする必要もないので購入するのが望ましいだろう。


ただ、問題もある。コンバ-タ-に電力を供給する必要があるが、やり方は三つある。一つはパソコンのUSBポ-トを使うこと。もう一つは専用電源からコ-ドで供給すること。更にもう一つは100円ショップで200円で売っているUSBポ-トを壁コンに直接差し込んで、そこからWIFIコンバ-タ-に電力を供給する方法だ。いずれの場合も、ホテルの壁のLANポ-トと、コンバ-タのLANポ-トを結ぶLANケ-ブルが別途必要になる。

100円ショップで買えるUSBポ-トは壁コン側が平ピンで、100-240V兼用だし、出力側は直流5Vの1Aほどだし、フィリピンでは問題なく使える。まれに丸ピンも見かけたがマルチアダプタ-を常に一つ持っていれば問題ない。


もし、ホテルの部屋の机に対して椅子で座ってネット検索とかをやる場合には、特に問題はない。パソコンはおおむね壁コンの近くにあり、ホテル側のLANポ-トも電源もその近くにあるからだ。


ところが、私の場合のように、ベッドに横になってパソコンを使いたい場合、LANケ-ブルや、電源ケ-ブルの長さが足らない場合が圧倒的に多い。

そもそも、ホテルが5mくらいのLANケ-ブルを貸してくれれば、コンバ-タなど必要なく、単純にホテルの壁のLANポ-トとパソコン側のLANポ-トをケーブルで直結すればよいだけの話しだ。自分の場合は降圧アダプタ-を常にパソコン用に持ち歩くので、そのケ-ブルの長さと、パソコンケ-ブルをつなげば、電源用のケ-ブルは普通、何とかなっている。


問題は、ホテルが貸してくれるLANケ-ブルは大抵50cmか、長くても1mなので到底ベッド際まで届かないし、貸してくれない場合もある。しかもタブレットの場合、そもそもLANポ-トがないので、結局無線接続するしか方法がない。画像は自分で日本から持ち込んだ3mのLANケ-ブルでホテルのLANポ-トと、パソコンのLANポ-トを直結している場面だ。

パソコンはベッドヘッド脇のテ-ブルに置いてあるが、その近辺には残念ながら壁コンがない。大抵のホテルではそうなっている。で、このホテルではLANケ-ブルの直結だったが、LANポ-トと壁コンの間隔はとても小さいので、仮にLANポ-トに直接差し込むWIFIコンバ-タ-を持っていれば、長いLANケ-ブルは必要ないわけだが、電源ケ-ブルは必要なので依然として問題は残る。

然し、タブレット位なら充電ユニットを持参すれば良いわけで、結局荷物の重量の問題になる。なので、オプションを整理してみると:

1. 100円ショップで買える壁コン差し込みUSBポ-トはスマホの充電にも、WIFIコンバ-タ-の電力供給用にも使えるし、軽くて小さいので必ず持っていく。

2. パソコンやタブレットの充電ユニットと、降圧アダプタ-のサイズや重量はほとんど変わらないので後者を持参する。この画像のアダプタ-はUSBポ-トも2個ついているし、1500Wまでの日本の家電製品が使えるすぐれものだ。デンタルジェットの電力を供給するのに大活躍する。重量は軽くはないが、重くもない。普通の充電器と同じような重さだ。

3. ホテルの部屋に無線LANがいつもあるわけではないので、3m程度のLANケ-ブルは必ず持参する。

4. LANポ-トに直接差し込むWIFIコンバ-タ-はあれば便利な場合もあるが、タブレットを持ち込まない限り絶対に必要でもない。

こうしてみると、ノ-トブックを持ち歩く限り、あまりオプションはないみたいだ。