しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

ときには先生らしく

2011-12-04 18:48:40 | 日記
1日2本書くのはどうかと思うけど、書きたいと思うから書いておく。
そのうち、書かなくなる日も来るかもしれない・・

今日の重要ミッションは2つ。
ひとつは、髪を切ること。
もうひとつは、小麦粘土を買うこと。

土日もわたわたしていて、髪さえ切りにいけず伸びっぱなしで、
後ろはまあ良しとして、前髪が鬼太郎だった。


片目が前髪で隠れちゃう。
授業だけしてる分には、鬼太郎が授業しててもいいんだけど、
もうすぐ三者面談。保護者相手に鬼太郎はさすがにどうかと思う。

というわけで、前髪とちょっと後ろも切ってすっきり、ミッション1終了。

第2ミッションは、授業のためだ。
3年生で篆刻(石ではんこをつくる。書体は特殊な篆書体を使う。)をやっていて、印面は完成した。
次は持ち手なんだけど、持ち手が2次元上でデザインできても、
3次元で、どう削っていったらいいのかわからない生徒が、毎年、全体の3割ほどいる。

不思議なことに、男子は理解が早いということに気がつく。
「こことここを削れば、基本の形は削りだせるよ。」と言えば、たいがいわかる。
少し彫り進めていくと、自分の中で完成形が見えてくるようだ。
ところが女子の方が、3次元の把握が極端に苦手らしい。
もちろん、素晴らしい作品を作り出す女子もたくさんいる。
しかし、いくら説明しても、石の面に下描きしてもどう削っていっていいかわからず、
直方体の石の隅の方だけちょこちょこ削って、
「これじゃだめ?」という子が割にいる。

性差で、脳の作りが異なっているからなんだろうか。
ここで3年女子は、「男子って頼もしい。」と思うらしい。
男子も女子に褒められ、まんざらでもない。ドヤ顔で女子に教えている。
・・・

そんな男子には申し訳ないけど、性差で片づけてはだめなので、
粘土でモデルを作らせて、立体としてこんな風になるんだよ、
っていうのを目に見えるようにすることにした。

最初は紙粘土を使ってたけど、週をまたいで使うと、
どんなに密閉して保存しててもぱさぱさになるし、水を含ませるとべしゃべしゃになって使えない。
それで、対象年齢3歳以上の小麦粘土を使うことにした。

これなら、密閉保存しなくてもやわらかなままだし、なにより安い。
100円ショップで15セットも購入。
小麦粘土の欠点はただ一つ、ちょっとくさいことだ。

いいにおいの小麦粘土、できないかなー。売れると思う。

生徒たちは、
「なんか、この感触なつかしーい!くさいけどおもしろーーい!」
と、楽しそうに粘土で形を作っている、というか遊んでいる。童心に返って。

受験ストレスで壊れそうな心には、セラピーとして、ちょうどいいかもしれない。

というわけで、ミッション2終了。
あとは、自分の体調を少しでも良くするべく、ドラックストアで
『龍角散 ハニーレモン味』を購入。
渋い、渋いよ我ながら。



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