広川モータース Development Team

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EGVS開発物語その後

2020年11月06日 | レース

ツーリング隊長リーナN氏の愛車は泣く子も黙るハヤブサ!

1340㏄の余裕の走りでおいしい物を求め日本全国を走ります。

この日もあそこの何々がうまいとかなんとかお客さんに説明していました。

私にはマクドナルドがあればそれでオッケーなので関心の無い私には振りません。

さてさてガソリンタンクが暖めらる程の発熱量を対策する部品をコサエましたが機能するかテストしましょう。

フューエルポンプにセンサーを付けてガソリンタンク下の空間内の温度が何度になり

取り付けたファンを回した時の温度の変化を見てみます。

渋滞時の発熱を抑える為に開発しましたが考え方によってはエアークリーナーボックスや燃料を暖めすぎないので、真夏などの走りにも好影響をもたらすのではないでしょうか?

それではエンジン始動

この日はポカポカ日和で朝から19度

 

約30分をかけ10:30には70度を超えます。

水温系はそれ程上がっていません。

エンジンシリンダー部の温度とは狙っている場所が違うので

ファンスイッチをON! 様子を見てみます。

 

約一時間をかけて53度に落ちました。

ファンスイッチを切ってみます。

かなり上がり始めました。

この後試乗しましたが,さすがは私、詰めが甘い!結果に満足し写真を撮り忘れてしまったのです。

走行時の温度は43度近辺を維持していました。

信号待ちの間もそれ程上がりません。走りだすとすぐに下がりました。

一度上がってしまった温度はなかなか下がらないのでエンジンを駆けてすぐにファンを回したほうが結果的には良かったです。

ここからが本番です。ファンの耐久性と温度の変化をライダーに伝えられるか!

さて、隊長リーナÑキャプテンがツーリングから帰ってきての感想が楽しみです。

でも真夏に試したかった~

試作品で思ったより効果があったのでより良いものを作ってみようと思いますが

ファンはあまり高回転型にするとファンの音が耳障りになるので大きい物のほうが静かでボリュームを稼げるはずです。電源の消費も考えなくてはならないので、ちょうどよいものでもう少し小型の物を探してみます。

あと濡れる場所ではないのですが、簡易防水なんてないでしょうか?

この手の物に詳しい人が一人だけいるのでお店に呼び出してみることにします。

うまいウイスキーあるよ!ですぐ来ることでしょう

あとは任せたツーリング隊長リーナNキャップ!

全国76000人のハヤブサファンの皆様が君のテストに注目しているぞ!?

 

 

 

 


ITALJET DRAGSTERカラー変更と新色のお知らせ!

2020年07月05日 | レース

発表以来とても多くの注文を頂いていますITALJET DRAGSTERがカラー変更となりました!

実際に発売される予定のカラーはこちらになるようです。

リミテッドエディション

イエロー

レッド

そして新たにブラックエディションがラインナップ!

生産開始は当初6月の予定でしたが9月になるようです。

詳しい内容をこちらからご覧いただけます。

 

ITALJET DRAGSTER125,200 IS BACK! - 広川モータース Development Team

なんとも素晴らしいキャッチフレーズと共にブッチギリのデザインでフルモデルチェンジし発売となりますドラッグスターのご案内です!今まで告知しては...

ITALJET DRAGSTER125,200 IS BACK! - 広川モータース Development Team

 

 

まだまだ予約を受付けております!宜しくお願いします!

 

 


新!油冷エンジン復活!GIXXER SF250新発売!

2020年04月01日 | レース

SUZUKI伝統の油冷エンジンをより進化させ

軽量でレスポンスの良い元気なエンジンで新発売です!

開発に携わったのはMOTO GPのエンジン開発担当者!

先日、直接会ってお話しさせていただく機会があり

長い歳月をかけての苦労話やチューンナップのヒントなどを伺ってきました!

「素晴らしいバイクをありがとう!ありがとう!」と、何度も握手してきました。

担当者の目にはうっすらと涙が…。つられて私も(涙) 大変な苦労があったんでしょう。

そんな素晴らしい方が開発したエンジンは

これぞ油冷!シリンダーにオイルジャケットを設け、高速オイルポンプにてオイルを循環させ大型ラジエターで冷却させます。

それに4バルブのシリンダーヘッドを組み合わせ、出力はなんと26ps!2気筒であるGSX250Rの24psを上回るパワー!

機敏性を求められる250cc!エンジンは非常にコンパクトで装備重量は158kg!でGSX250Rに比べ20kg減!

リヤタイヤには150サイズ!ワイドトレッドでグリップ不足を補います。

フロントブレーキディスクに大径300mmローターにABSを装備!

メーターパネルは視認性の高い多機能デジタルメーター!

ヘッドライトは一体型LEDとなっていて、後付けLEDのように広がりません!

これだけの装備がありながら、なんと価格は¥438000-!!!

ネイキッドに関しては¥408000-!税別とはいえ破格の安さ!

当店では試乗車を用意し、もてぎ耐久レースにもエントリーする事も視野に入れ

サーキットで走りどのくらいのポテンシャルがあるのかとても楽しみです!

アフターパーツメーカーに送り様々なカスタムパーツを作ってもらう約束をしています。

勿論リヤサスペンションも作るつもりです。

サーキットデビューを考えている方には申し分ないバイクとなるでしょうし

大型車を所有する方で「気兼ねなく乗れるサブバイク欲しいなぁ~」と考えている方、

免許を取ったばかりで「最初はとりあえず中古車かなぁ~」と考えている方!

バイクに興味のある方達にはこれとない吉報ですよ!

発売は24日!只今予約受付中です!

PS

水冷エンジンの最大の欠点はオイルの冷却がままならない所です。

空冷式のオイルクーラーは別として、市販車に多い水冷式のオイルクーラーは冷却効果が得られにくいのが現状のようです。

過酷な状況でオイルは200°C近くにもなりオイルの性能限界となりギヤ抜けを起こします。

もて耐でも色々な対策をどのチームでもしていました。

GIXXER250は250ccクラスとしては大きすぎるぐらいのラジエターを装備しています。

その恩恵は大きく、過酷な状況下でも150°C以下を維持するようです。

なぜならオイルクーラーでは珍しい冷却ファンを設け、オイルを高速オイルポンプで循環させているのです。

開発者には脱帽します。

 

 

 

 

 


SWM シルバーベース×HYPER PROリヤショック 制作!

2020年03月25日 | レース

オフロードの業界では有名なSWM

歴史はもあり近頃発売されたVAREZなどスタイリッシュなデザインはいかにもイタリアらしく

DOHCのエンジンにトラスフレームで走りも本格的です。

私が唯一私有するSWMはシルバーベース440

軽量なバイクでシングルエンジンはツーリングには最高!

以前SR500を所有していましたがそれと比べエンジンの振動が少なく吹け上りがよくストレスありません。

しかし石畳の国のバイクなのに何故かサスが固くドライブチェーンが跳ねてチェーンケースにパンパン当たってしまいます。

それをどうにかしないと!と思い、頭の隅にコビリツイテいたものを振り払おうと夜な夜な作業をしていました。

ダイナモのグラフと試乗を繰り返しシムを積み替えニードルを交換したりし、素晴らしい動きになったのですが、

更に奥までストロークを使おうと、シムやニードル、オイルの粘土、ガス圧では限界まで攻めましたが、それでも納得いかず、

ハイパープロ社が用意してくれた新型ピストンが到着!したのを機に再びトライ!

要は細かい所をいくら攻めても小規模の事しかできず、重要な部分を変更しなければボリュームを稼げません!

バイクの改造と同じ!細々な部品を付けるより、ドノーマルでもホイルを交換しているだけでカッコよく見えます。

ピストンにも手を加えてみるとしましょう。

ハイパープロ社は6種類のピストンを車種ごとに使い分けています。

HYPER PRO7つ目となる新型ピストンをあつらえます。右がそれ!

穴が大きすぎ!3ホールになってます。こうなるとシムは大幅変更になります。

ピストンリングも幅が狭くなり、フリクションが減り未知の世界です。

狙うのはしなやかな動きで、チェーンに負担を駆けずにアクセルを大きく開けやすいように!

新形ピストンを組み込んだグラフがこちら!

してやったり!ですがここまで来るのに1週間やってました。

コンスタントライジングレートスプリングを組み込んで完成!

装着し試乗!今まで何度も組み換え試乗しましたが・・・

いいです!ポン付けでOK!ですが、私の好みを探りながらセットアップし、また試乗!

チェーンは暴れず、乗ってしなやか!アクセルを大きく開けてのライディングは爽快です!

ダイヤルのデザインにも拘りました。

これならHIとLOが一目瞭然!

車高調正も付いてます!

気になる価格は写真タンク付きピギーバックで税別¥178000-

タンク無しエマルジョンタイプなら税別¥135000-で作ります!

それはそうと、車検に入ったCBR1000RRのエアークリーナーボックスに潜んでいたこいつ!

何者でしょう。

めっちゃ綺麗、ただ者ではない気がします。

その美しさに見とれていると喰われてしまい人類は滅亡してしまうでしょう。

 


SUZUKI KATANA1000!

2019年12月14日 | レース

以前GSXーS1000を乗りつずけてきた私は、カタナが発売すると噂されるやいなや売却しスグサマ購入!

GSX-Sと同じレイアウトと聞いていたので何のタメライもせず購入しました。

しかしとても同じバイクとは程遠く、ポジションやハンドリング、エンジンの特性も味付けされているようです。

まず、シートの幅が広いせいか、足付きがGSX-Sと比べて高くなっています。

信号待ちではバレリーナ状態、乗る人を選びがちです。

ローダウンサスなど今後ラインナップされるでしょう。

エンジンは爽快!先日お客様達とツインリンクモテギに走りに行きましたが

ロングストロークのエンジンはミッドレンジ付近のトルクが押し出すように加速!

フロントを若干持ち上げたまま立ち上がっていきます。

トラコンのおかげでそれ以上上がらず捲れる事がありません。

何しろベースがシャーシ共にGSX-Rなので、最近のSSとバトルしても劣っている所など無く、

とても楽しい走行が楽しめました。

トップスピードは265Kでストップ!モテギでは問題ありませんが、先日行った富士スピードウェイでは大問題でした。

車両の排気量別で最大速度の半分の回転数で排ガス検査を受けるので、現在のバイクは265Kリミッターとなっていくのでしょう。

ECUの書き換えで対応する事ができます。レーサーにしなければなりませんが、

車検対応マフラーで書き換えすると触媒がやられてしまい、ガス検で落ちてしまいます。

しかもナンバー付き車両でやってしまえば逮捕ものでしょう。

しかしマフラーの音質は社外マフラーかと思うような音質なので、暫くこのままでいいかなと思います。

そろそろカスタムパーツが出そろってきました!

吟味し見極めたパーツを付けて眺めていてもカッコいいバイクにしようと思います。