習志野市:バス道路の交通安全を考える会が「(仮称)杉の子こども園建設工事」工事着工の延期を求め習志野市長に要望書を提出
千葉県習志野市内の大型車通行禁止区域における、こども園新設工事にともなうずさんな計画について、市民団体が着工延期を求めて、2月4日、習志野市長に対して要望書を提出しました。
2月7日(月)午後1:30~ 習志野市教育委員会に説明を求めます。
習志野市市長 荒木 勇 殿
下記の理由から、2月5日に予定されている「(仮称)杉の子こども園建設工事」の着工は認めることはできません。「(仮称)杉の子こども園建設工事」着工の延期を求めます。
2011年1月29日に杉の子幼稚園にて、「(仮称)杉の子こども園建設工事について(説明会)」が開催され、当バス道路の交通安全を考える会代表と事務局長および会員が参加しました。
これまで住民に対して行われた説明会に毎回参加し、京成大久保駅前バス道路の大型車両通行禁止区域内での本件工事について、杉の子幼稚園当該地域の市道のバス道路への工事車両と大型車による資材の搬入搬出経路などについて繰り返し説明を求めてきましたが、回答がありませんでした。
当会の運動によって大型車の通行禁止区域とされたものの、その後もまったく歩道の新設もなく、事故が繰り返されている現状から、規制と十分な安全対策をとらずに着工された場合には、死亡事故を含む重大事故が多発することは、規制前に多発した事故発生経過から明らかです。
先月29日の説明会において、当該工事関係の大型車両が、大型車通行規制がかかっていない道路から、どの経路で入り、どこから出ていくのか改めで質問しましたが、「習志野警察に相談している」との回答でした。
また、工事関係者用の駐車場すらもまだ決まっていないことも分かり、交通安全対策が極めて不十分なことが判明しました。説明会後、当会が習志野警察に問い合わせたところ、まだ(習志野市から)工事の大型車両通行許可を求める「申請書は出ていません」との回答でした。
29日の説明会では、はじめて、今回の基礎工事において深さ15メートルまで鉄骨を打ち込む「くい打ち」が70か所行われるという計画について説明を受けました。
説明会は、たった1時間で打ち切られたため、その後、教育委員会に問い合わせたところ、今回の工事にかかわる遺跡の試掘調査は、現施設課の計画の下では全く行われていないこともわかりました。すでに杉の子幼稚園の仮園庭として囲われている富士見公園(幼稚園に隣接)は、現在大久保にある八幡神社がかつてはこの地にあったという歴史的な場所です。この歴史を保存するために、数年前に公園内に祠が建設されたばかりです。こうしたことから、この地域は、「習志野の文化の発祥の地」とも言われています。
市有地における教育委員会管轄の教育施設建設にあたっては、歴史的な埋蔵物調査を怠った拙速な工事の着工は絶対に認めることはできません。こどもたちや市民に対して、習志野市が歴史的な埋蔵物が多い地域であることを、十分な教育的配慮を尽くし、これまで培った資料と21世紀の技術水準を駆使して教育的に取り組まれなければなりません。
1、警察署に申請書すら提出されてない時点でのぞんざいな説明会を口実にした着工は認めることはできません。
2、工事当該地域において、教育的かつ慎重な遺跡試掘調査を行うよう要求します。
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/2/4)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/18997085.html
千葉県習志野市内の大型車通行禁止区域における、こども園新設工事にともなうずさんな計画について、市民団体が着工延期を求めて、2月4日、習志野市長に対して要望書を提出しました。
2月7日(月)午後1:30~ 習志野市教育委員会に説明を求めます。
習志野市市長 荒木 勇 殿
2011年2月4日
習志野市 バス道路の交通安全を考える会
習志野市 バス道路の交通安全を考える会
◆「(仮称)杉の子こども園建設工事」工事延期を求める要望書
下記の理由から、2月5日に予定されている「(仮称)杉の子こども園建設工事」の着工は認めることはできません。「(仮称)杉の子こども園建設工事」着工の延期を求めます。
2011年1月29日に杉の子幼稚園にて、「(仮称)杉の子こども園建設工事について(説明会)」が開催され、当バス道路の交通安全を考える会代表と事務局長および会員が参加しました。
これまで住民に対して行われた説明会に毎回参加し、京成大久保駅前バス道路の大型車両通行禁止区域内での本件工事について、杉の子幼稚園当該地域の市道のバス道路への工事車両と大型車による資材の搬入搬出経路などについて繰り返し説明を求めてきましたが、回答がありませんでした。
当会の運動によって大型車の通行禁止区域とされたものの、その後もまったく歩道の新設もなく、事故が繰り返されている現状から、規制と十分な安全対策をとらずに着工された場合には、死亡事故を含む重大事故が多発することは、規制前に多発した事故発生経過から明らかです。
先月29日の説明会において、当該工事関係の大型車両が、大型車通行規制がかかっていない道路から、どの経路で入り、どこから出ていくのか改めで質問しましたが、「習志野警察に相談している」との回答でした。
また、工事関係者用の駐車場すらもまだ決まっていないことも分かり、交通安全対策が極めて不十分なことが判明しました。説明会後、当会が習志野警察に問い合わせたところ、まだ(習志野市から)工事の大型車両通行許可を求める「申請書は出ていません」との回答でした。
29日の説明会では、はじめて、今回の基礎工事において深さ15メートルまで鉄骨を打ち込む「くい打ち」が70か所行われるという計画について説明を受けました。
説明会は、たった1時間で打ち切られたため、その後、教育委員会に問い合わせたところ、今回の工事にかかわる遺跡の試掘調査は、現施設課の計画の下では全く行われていないこともわかりました。すでに杉の子幼稚園の仮園庭として囲われている富士見公園(幼稚園に隣接)は、現在大久保にある八幡神社がかつてはこの地にあったという歴史的な場所です。この歴史を保存するために、数年前に公園内に祠が建設されたばかりです。こうしたことから、この地域は、「習志野の文化の発祥の地」とも言われています。
市有地における教育委員会管轄の教育施設建設にあたっては、歴史的な埋蔵物調査を怠った拙速な工事の着工は絶対に認めることはできません。こどもたちや市民に対して、習志野市が歴史的な埋蔵物が多い地域であることを、十分な教育的配慮を尽くし、これまで培った資料と21世紀の技術水準を駆使して教育的に取り組まれなければなりません。
1、警察署に申請書すら提出されてない時点でのぞんざいな説明会を口実にした着工は認めることはできません。
2、工事当該地域において、教育的かつ慎重な遺跡試掘調査を行うよう要求します。
以上
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/2/4)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/18997085.html
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