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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

脱ケータイ生活のすすめ

2014年02月25日 | 電磁波と基地局
 ● 脱ケータイ生活 早いのはいいことか? (週刊新社会)
   直接話すか電話にした ストレスのない暮らし


 ● 連絡とれず不便だ?
 携帯を持たない生活が約3カ月。「そんな暮らし想像できない、私にはムリ!」と思っていた私も、子どもたちも、周囲も、少しずつそんな生活に慣れてきた。
 夫と両親は「いつでも捕まえられないのは不便だ」と未だに迷惑そうなときもあるが、もう私を捕まえるのは諦めて欲しいと願っている。
 携帯を持たない生活が予想以上に快適で、ストレスのない暮らし方だということはすぐに実感できた。常に携帯をチェックしなくてもいいし、携帯が見当たらず「誰か私の携帯に電話してみて~!!」と迷惑をかけなくてもいい。運転中に携帯をして警察に世話になる心配もなし。
 そういえば先日私が左車線を走行中、私の車を追い越していった右車線の車をチラリと見ると、なんと2台連続で運転者が片手でスマホを!前方不注意にもほどがある。
 最近、SNSに疲れた人たちが増えていると新聞で読んだ。

 確かに一日何回鳴るの?というくらい一日中ラインの音は鳴りまくるし、どうでもいい誰かのつぶやきに義理でも【いいね】を押さなければ悪い気がするし、忙しいのに自分も写真や日記をアップしなければいけない気になる……。一日中そんなことに付き合っていれば疲れないほうがおかしい。
 ● ゆったりした生活
 コミュニケーションツールが多様化しているが、結局面と向かって直接話すか電話がよいと今は思う。
 直接話せば疑問も一瞬で解決するのに、何度もメールを往復させ、相手の想いも受け取れず、自分の想いもうまく伝わらず誤解が生まれうまく解決しないことが以前はあった。あと、送る相手を間違えて大失敗、という苦い経験も。
 メールをすぐ返さないと仲間はずれにされるかも、と目の前の家事を放ってでもメールを作るとか、すぐ返事が来なければ自分の文章が相手を不機嫌にさせたのでは…、といちいち思い悩んでいた。そんなストレスから解放され、以前のような慌しい生活からは想像もつかないほどゆったりとした生活に切り替わった。
 もちろん大切な友人を失うこともなかった。

 義理だけで繋がっていた関係が削ぎ落とされ、自分を大切に思ってくれている友人だけが残った感じだ。携帯を持たない生活があまりにも心地よいので、その勢いでネット用タブレット端末も解約した。
 子どもたちが端末でアニメ動画を見続けるので困っていたのだ。
 ガチャガチャマシーンと同じで、あれを一度させてしまうと一巻の終わりである。毎日2人揃って「見たい~見たい~」の大合唱にうんざりしていた。
 辞めてしばらく子どもたちは「iパッドはどこいったの?」と聞いてきたが、「契約を辞めたからもう見れないの」と説明するとすぐに納得。
 ● 超便利さを変える 食生活と育児
 その後、娘にあやとりを教えるとハマリどんどん技を覚えている。息子はブロックで創作活動に没頭している。家事を手伝ってくれることも増えた。子どもは順応するのが早い。
 あと、娘が本当によくしゃべるようになった。今までは幼稚園から帰ってきても園の話をほとんどしなかった。今は園で楽しかったこと、お及達のことをどんどんしゃべる。うちの娘はこんなにおしゃべりだったのか!今までは画面ばかりみている私に、話す気持ちにはなれなかったのだろうと思うととても申し訳ない。
 今では公園に行っても私はベンチで携帯をするのではなく、遊ぷ子どもたちの傍で前までできなかった遊具に上手に乗れるようになったりしているのを発見しては驚き、良い表情が出たらすかさずカメラで撮る。
 便利でスピーディであることが良いこととされる世の中だ。なんでも時短。時短料理に時短メイクと手抜きしようと思えばいくらでもできる。どんなものでも、お店に行かなくてもネット注文で翌日手に入る。疑問も検索すれば答えが出る。
 そんな超便利生活を少し変えてみるのが今は楽しい。

 お店で相談しながら商品を見て触って購入する。図書館で本を探す、ふだん買うお菓子を家で材料から作ってみる、子どもとごはんを作る、おもちゃを創ってみるとか。それがとても豊かで贅沢な時間に思える。(愛内マミ)
『週刊新社会』(2014/2/4)

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