ピアノ練習室のオープンまで －その１－

ピアノサロンＡｋｏ
みなさま　こんにちは
どうも休みボケか頭がシャキッとしません。　あまりにもよい天気のせいかな？
今日もこちら赤穂は暖かい１日でした。
雰囲気をだすため、郵便ポストも音符のデザインに変えました。
ちょっと小さいかな？　分かりますか？

ピアノサロンの準備についてです。
さあ、やろうと決めたはいいが、どこから手をつけたらいいのか？
雲をつかむような状況から準備のスタートです。
まず、目的は？、必要な物は？、営業の形態は？、収入は？、等々とりあえず大きく分類して詰めていこうと考えることにしました。
まず目的は「グランドピアノでの練習場所の提供する」というこれは、まあ問題無しと思ったけれど、世の中にはいろんな考えの人がいて”お金を出して楽器を練習するなんてバカげてる”とか”そんなお金もうけにならない事をする意味があるのか”そこまで極端でなくても、”お金までだしてやろうとする人はいないやろ”・・・　等々の意見も。　しかし、”音楽はいいよ癒される”、”グランドピアノに触れたい人って結構いるのでは”、”自分は出来なかったけどやってみたい”・・・等々、なるほどって理解してもらえた人も結構いました。 少しホッとしました。　今回、すっごく勉強になったのは日常生活で音楽を全く耳にしない人はほとんどいないと思うのですが音楽に否定的な考えもあったように思いました、それと物事の価値をお金もうけの基準で考える人、まさに十人十色。この中にもきっとピアノ練習室を必要としている人はいると思い、ちょっと不安になりましたが次に進むことにしました。
必要な物は？。　これは夜でも演奏できる防音室とグランドピアノです。　当初は、必要な建物と部屋数の図面を書き、木造の場合・鉄筋コンクリートの場合・古いヨーロッパ風のレンガ造りの場合など遮音や吸音も考慮して大まかな費用を計算しましたが、どれも莫大な金額になり、これは宝くじでも当たらないとムリ。 身の程知らずというか、ちょっとバカでした。　ならば賃貸物件でないかなと不動産情報などを見て回りましたが、住宅街には防音構造の賃貸物件なんてありませんでした。　街の商業ビルはある程度コンクリートで防音されるのですが、車の駐車スペースが無かったり、そもそも賃料が高すぎた。これも世間をよく知らなかった田舎者でした。
やはり無理かなと思っていましたが、ある時、親しい友人（といっても人生の大先輩たち）にわが家のピアノ室を公開して初めて見せる機会があったんですよ、そしたらその中に演奏活動している人もいて、”都会では練習場所に苦労してるよー、こんな場所を一人で独占してるなんてもったいない”。　こんな一言がきっかけで「あっ、そうだ、わが家に既に防音室とグランドピアノがあったんだ」、いやぁ、あまりに身近すぎて気がつきませんでした。
そう、自宅をピアノサロンにしようと思った瞬間でした。
続きは次回に。