ピアノを弾くと演奏するの違い

ピアノサロンＡｋｏ

少し前に、仕事をしながらピアノの演奏活動もされている方とお話しする機会がありました。
ピアノは大変だということは分かっているつもりでしたが改めてその苦労ぶりのお話しを聞きちょっと身が引き締まる思いでした。
音大という所は入るまでも大変ですが、入ってからも相当な努力が必要なこと。　私などは大人になるまで音楽とは無縁だったので、音大とは優雅できっとよい環境なんだろうなと思ってましたが、実はとても苦労が多いこと、人並みの気力体力だけでは到底ついて行けそうにないほど厳しい世界のようでした。　そして社会人となってからも、いつでも好きな時に好きなだけ練習できるような恵まれた練習環境はなかなか難しいようで自分で努力して確保しないといけないこと。　また周りの人々の理解も十分とはいえず精神的な苦労も相当多いことなど、こんな話しを聞くと私の努力など努力のうちに入らないなぁと思ってしまいました。
私は、ピアノを弾きます。　でも演奏するとは言えません。
”弾く”と”演奏する”との間にはとてつもなく大きな開きがあるように思います。 ピアノを勉強していてもホールなどで演奏活動を続けることができる人というのはほんのわずかな人だけです。
それだけ凄く大変なことだと思います。
私の今の練習量ではとてもとても到達出来そうにありません。
肉体的・精神的、それに時間や自分の取り巻く環境などあらゆる障害を克服してこそです。
それぼとピアノを演奏するというのは凄いことだと改めて感じました。