久しぶりにピアノの話題を。
自分好みのピアノ・自分好みの調律、どういったピアノが自分は好きなのか?
多くのピアノ好きが一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
私自身の場合、ヤマハやカワイのフルコンからスタインウェイやベーゼンドルファー、そしてベヒシュタインやプレイエルなど、多くのピアノに触れ、そして考えました。
その中でも、100年前の製造で弦は70年前に張り替えたままというプレイエルの柔らかい音色が特に印象に残っています。
ピアノは展示物を見ただけでは何も分からないので、とにかく弾いてみないと始まりません。
ですが、素人ではなかなか多くのピアノを弾く機会は多くありませんが、私なりにいろいろ調べて弾きに出かけました。
同じピアノでも室内の音響環境が違い、ピアノそのものの個体差や調律メンテナンスの具合でも全く別物になるピアノという楽器はとても奥が深いです。
そして、最近やっと自分に合ったピアノかなというのが分かりかけてきたような気がします。 それは、ベーゼンドルファーのピアノ。
それまで人から聞いていた限りでは、ベーゼンドルファーは重い・バランスが悪い・弾きにくいというイメージだったのですが、
しっかりとメンテナンスされたベーゼンドルファーのピアノはとても軽く弾きやすく小さい音もハッキリ切れのある輝いた音色でとても気分良く弾けるように思えます。
力任せに弾くと、やかましいだけの音色になるのと、低音から高音までが均等ではないのでそのピアノの状態を知ることは必要ですが、特性が分かればとても良い響きわもたらしてくれます。
弾いてみたい曲が浮かんでくるウィーンの響きはワクワクして心の中まで響く、そんなところがとても気に入ってます。
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