![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/fb/b8f425d6de78834542bfe00f4f21466d_s.jpg)
さすがにね、
日差し差し込む平日の昼間っから
ひとり「一休さん」など見てますとね
ちょっと(俺、これでいいのか・・・)とも思うわけです。
(一休のヤツって、何だか俗っぽくていかんな。)
なんて三十過ぎたオッサンが、ブツブツと口にしちゃいけないのです。
一休さんは、自由奔放で数々の奇行を行い、
師の死後には自殺未遂、
戒律で禁じられているはずの飲酒·肉食・女犯を繰り返し、
お正月には杖にドクロを乗せて
「ご用心、ご用心」と叫びながら町を歩き回り、
最期の言葉は「死にとうない」
戒律に囚われない人間臭さで民衆からも慕われたお方。
風刺の天才であります。
勿論、アニメでは華やかでユニークでとんち好きの
少年期しか描かれない一休さん。
この後、苦しい修行と人生が待っているのね。。
そんな一休さんの生き方に、
薄っぺらい思いを巡らせてみた
月曜日の午後一時。
持戒は驢となり 破戒は人となる
そう考えるととんちで世間を煙に巻く行為にも
ロックンロールの精神が見える気がします。
とんちはロックだ!
完全にロックです。
一休さんの人生には
ロックの全てが詰まっています。
何不自由なく恵まれた環境で
「ロックンロール!」と叫ばれても何も残りませんが、
一休氏のそれは、
何年経とうと「ロック」そのものなのです。
キング・オブ・ロック!