さて、しつこく続く牛久大仏シリーズですが、
今回はいよいよ大仏様の胎内へと入りますよ。
地上85メートルの所まで行く事が出来ますが、
胎内は案内役のオバサマの指示通りに進まねばなりません。
勿論、ありがたい大仏様の胎内ですから土足厳禁。
入口でビニール袋に靴を入れ、持ち歩かなければなりません。
まず1階「光の世界 Infinite Light and Infinite Life」
オバサマに言われるがまま、真っ暗な部屋に閉じ込められます。
「阿弥陀如来と、闇を破る光のお話」やらなんやらの放送を
強制的に1分間聞き終えますと、ドアが開き、
そこにはアッと驚く神秘アート世界。
アンビエントな音楽と、光と闇に大興奮。
厳かな静寂と不思議な安堵感に満ち、浄土の世界へと導かれます。
友人、夢中の様子
その後は、すっかりフツーな展示室で、
ラジカセから流れる東儀秀樹をBGMに、
大仏の作られる様子を見て唸り、
実物大の足親指模型の大きさに驚きましょう。
続いて、オバサマを待たねば乗れないエレベーターに乗り
4階・5階「霊鷲山の間 Room of Mt.Grdhrakuta」へ。
東西南北を見渡せる外の世界を、
何か「意味」のあるらしい小さな窓から覗きます。
せっかく85メートルまで来て、
このストレスの溜まる見え方にイライラするようでは、いけません。
またもやオバサマ待ちのエレベーター。
お土産エリアの前で塞き止められる仕組み。
危うく「大仏湯呑み」を買いそうになる友人と僕。
もう完全に雰囲気に呑まれ、「いいねぇ」連発。。。
3階「蓮華蔵世界 World of the Lotus Sanctuary」
2階「知恩報徳の世界 World of Gratitude and Thankfulness 」
ここは圧巻、3,000体の胎内仏の金ピカ部屋と、77の写経席のお部屋。
畳の上で、ごろごろと写真撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/56/b284c679ec0aa13a09f9e3274dfb6fdf_s.jpg)
胎内の至る所に、トホホな説教作品アリ
2階では、大仏様の台座部分に出ることが出来ます。
学校のベランダに出るような、フツーなドアを行きます。
ここで更に、大仏様の大きさを思い知らされます。
階段を降りて1階出口へ、神秘の大仏胎内の旅、終了です。
出てきた僕らを待っていたのは、「りすとうさぎの小動物公園」
ユルいテーマパーク丸出しの雰囲気。
わざわざ「りすとうさぎ」と限定しておきながら、
ブタさんやおサルさんもいらっしゃる。
大して興味も無いウサギさんを見ている男4人の横で、
「おサルのショー」の出番を待っているお猿さん。
丁度始まるらしいので見てみましょう!
と、この「ショー」がトンデモナイ。
お猿さん達、全くやる気無しで、芸はしないは喧嘩はするはで、
どうにもならないお姉さんが可哀相。。。
暇つぶしのおっさんが、地味に野次を飛ばしてるし。
後ろの「たのしいステージ」の文字が、悲しい雰囲気を煽る。
別の意味で、ハラハラドキドキのショータイム。
何とも言えないキュンとした気持ちに。。
お猿のショーでツライ思いをした僕ら。
老人ホームの団体さんと、大仏様の姿に再度癒されながら、
素晴らしき「牛久大仏」を後にするのでした。
因みに、頑張って早く起きて来たので、
この時点でまだお昼前!
さぁ、これからどうする。