新薬師寺から徒歩で20分位の所に白毫寺(びゃくごうじ)があります。
道標がちょこちょこと出ていますので、迷う事はないと思います。
こんな光景も楽しい。
静かな住宅地を歩いて歩いて、「ながめのよい花のおてら」の看板に到着。
「石段をお登り下さい。」という事です。
すっかり「石段」には慣れてますからね、登りますよ!
ちょっと登っていくと、「白毫寺」看板の建物と拝観案内板がありますが
騙されてはいけません。これはダミーなのです。
どう見ても「受付」な建物には、「受付は石段の上です。」とあります。
はいはい、登りますとも。
で、登って山門を通って、また登ると本物の受付に到着です。
関西花の寺二十五霊場第18番(萩)。
霊亀元年(715年)、天智天皇の第7皇子である志貴皇子の没後、
天皇の勅願によって皇子の山荘跡を寺としたのに始まると伝えられています。
白毫(びゃくごう)は、仏(如来)の眉間のやや上のくるんと丸まった毛の事です。
あれ、毛なのです。伸ばすと4.5メートルもあります。
高円山の山麓にあり、奈良盆地が一望できる絶景のお寺です。
おじさんもご満悦です。
早速、本堂にお参り。
ぐるっと歩いて仏様たちのいらっしゃる宝蔵へ。
ご本尊の阿弥陀如来坐像を筆頭に「白毫寺といえば」の閻魔様や
太山王、司命&司録の閻魔一門の皆さんが迫力のお顔で迎えて下さいます。
境内には東大寺開山堂の糊こぼし・伝香寺の散り椿とともに
「奈良三名椿」の一つであります五色椿(奈良県指定天然記念物)や
鎌倉時代の不動明王石仏。
磨耗が激しいけど、脇にちょこんと新しい小さめのお不動さんがいらっしゃってかわいい。
境内にはたくさんの石仏が並ぶ。
中高年グループの皆さんが、熱心にお勉強をしていました。
そして、楽しみにしていた「閻魔手ぬぐい」も無事手に入れて一息。
グループがお帰りになり、僕ひとりになった境内で、
奈良盆地の景色を堪能しました。
さて、2日目もいよいよ夕方です。
お寺は16時~17時には閉まってしまいますからね、
さてどうする。
つづく!
こんな感じ動画。
御朱印がとても個性的。 &「閻魔手ぬぐい」
地図(新薬師寺から)