好きです、竹輪麩

2006-11-30 | Weblog
「エロカッコイイ」人たちと
「下品で汚い感じ」の人たちとの差が分からない昨今、
意識した時点でカッコ悪い「ちょい悪オヤジ」を横目で見ながら
「Lifestyles Of Health And Sustainability(LOHAS)」 な人たちは
いったい何所に居るのかなどと思いに耽る冬の日。

自然である事は美しい。

久しぶりに、僕の心の映画『ベルリン天使の詩』を観たら、途中で寝た。
何だかちょっと悲しくなった。

おでんの具で何が一番好きかと尋ねられれば、
迷い無く「ちくわぶ」と答える程のちくわぶ好きの僕。
ちくわぶと大根のみのおでん、今日で3日目。
全く飽きません。

ちくわぶって、関東発祥なんだね。
関東以外の人には結構不人気。

小麦粉+水+塩=ちくわぶ。
自身には味を持たない奥ゆかしいちくわぶ。
ギザギザでちょっとしたアピールのちくわぶ。
漢字で書くと「竹輪麩」のちくわぶ。

「ぶ」が付くだけで多少のアンニュイ感すら漂います。
「ぶ」は下唇を噛み、息を吐き出す様に発音します。
「ちくわ・ヴァ!」





31歳・ファミコン世代・ゲームの話

2006-11-27 | Weblog
ご無沙汰してます。
皆様、風邪が流行っていますがご無事でしょうか?
僕は葛根湯で乗り切ります。

最近は、すっかり胃薬依存。
職場の救急箱に、おそらく僕専用と化してる胃薬が入っています。
「病院で一度検査してもらえば安心だろ!」と職場の人が言いますが、
僕からしたら病院に行った事で、<なんでもなかった>又は
<何でもあったが早期発見で安心>という場合よりも、
<なんでもあって、もうどうにもならない>場合の恐怖の方が何倍も大きく、
病院に行く事が出来ないのです。

最近気になる任天堂の<Wii>。
クリスマス商戦に向けて、大々的に宣伝しています。
あれ、どうなの?
コントローラーを振り回したりして、ゲームをやるみたいだけど、
一人でやる?
やるとしても、その自分の姿を客観的にイメージして耐えられる?
子供たちが集まってワイワイやってたら可愛いけどね。
大人にはどうでしょう。
このゲーム機が発表された時、新しいモノには失敗の多い任天堂さんが、

ジャイロ・ロボ
 ファミコンに繋いで動くロボット。
 付属のソフトに連動して動くだけ。
ファミリー・ベーシック
 ファミコンに繋げるなんちゃってパソコン。
 何に使ったら良いのかさっぱり分からず。
バーチャル・ボーイ
 ゴーグルを覗き、線画のみのゲームが3Dで楽しめる。
 今見るとちょっとカッコイイ画像だけどね、やってる本人にしか見えない。
 
これらの歴史に新たな1ページを刻むのでは、とワクワクしました。

今回は、僕の職場でも休憩時間には30代40代当たり前の気持ち悪い
ゲーム大会が開かれてるくらい大好評のDSで、ノリにノってる状態での発売。
プロモーションもかなりのものですので、クリスマスに向けて売れるかな。



コントローラーを必死に振り回す己の姿に、「あ」と思った時、
その人は<wii>から離れるでしょう。
CMでも十分その危険性は感じられます。
このCMなんてさ、こんなハンサムなお兄さんがやってても不気味だもの。

七年前のブーツの穴

2006-11-19 | Weblog


7年位前、真冬の京都。
現地の人も驚く大雪の中、貧乏旅行の僕はお金も無く、
バスにも乗れず、毎日毎日京都中を歩きました。
奮発して買ったお気に入りのブーツも、パックリと穴が開き、
冷たい雪が染み込み、霜焼け寸前。
山科の山に迷い込み、小さな商店のお婆さんにガムテープを貰い、
靴をぐるぐる巻きの応急処置。
凍える僕を不思議そうに見ながら、暖かいお茶まで出してくれました。

あまりの雪のおかげで、普段は観光客で溢れる名所もしーんと静まり、
寒さを除けば、とても贅沢な時間と雪景色を楽しめました。

そんな中、人も数人の清水寺で一人佇むお姉さん。
このあまりにも「関わらない方が良い」雰囲気…。
でもね、この大雪の中、人の少ないお寺で、珍しく人とすれ違う場合、
挨拶ぐらいはする訳です。「参りましたね…」とトホホな顔をして。

何故か僕はこのお姉さんが気になりまして、
三言くらい話しかけたのです。
そして、その日はお姉さんと二人でウロウロする事になったのです。

お姉さんは東京でOLをしていましたが、
まあ色々大変な目に合いまして、会社を辞め、
有り金全部を持って、京都に来たのだそうで。

本当に笑ってしまうくらい震える手で、自動販売機の暖かいお茶を買って、
夜はお姉さんのおごりで京都駅でお酒を飲んで。
一人旅も長くなると寂しくもなってきますので、
久しぶりに話し相手が出来て嬉しかったのです。

僕もくだらない事でウジウジ悩んでた時期でありましたので、
二人で自虐的な話題で盛り上がり、悲壮感無く楽しい一日になりました。
お別れの時、お姉さんは「有り金使い果たすまで京都に居てやるわ!」と
素敵な笑顔で言いました。


先日、
そんなお姉さんからお手紙が届いた。
今は東京に戻って友人と小さな会社をやっているんだそうで。
久しぶりに会いましょうよ!という事でさっき帰ってきたところ。

僕等が会う時は、どうしてこう寒いのか…
まぁ、あの日の京都に比べたら、今日の東京なんて何でもないけどね☆
そんな話しから楽しいお酒は嬉しくて、
お姉さんは、当時京都で撮った写真の小さなアルバムを見せてくれて、
雪で真っ白な美しい京都の景色の数々。
その中に僕のガムテープぐるぐるの靴の写真が一枚。

今でも下駄箱の中に捨てられずにしまってあります。

街と音楽

2006-11-16 | 音楽のこと


若かりし頃のスタローンじゃありません。
僕の中で、アーバンシティ・ミュージック
不動の1位を維持し続けるビリー・ジョエルさんです。

おフランスに過剰な素敵イメージを抱きすぎて、
現実とのギャップに『パリ症候群』なる心の病を
発症する可哀相な日本人よろしく、
イメージだけのマンハッタンの香り。
だいたい「アーバンシティ」って言葉もイモくさい。

まあ、誰に何を言われようと、僕の中ではニューヨークの冬景色には、
Stranger」や「Honesty」が流れていないといけないのです。

これがもうちょっと西側の暖かいアーバンになってきますと、
イメージ先行型の僕の頭には、マイケル・フランクスさん
登場してくるわけです。

勿論、ラスベガスの映像を見たりすれば、
金とマフィアの香り、フランク・シナトラ先生が現れます。
先生に関しては、ニューヨーク・ランキングにも入ってきます。
さすがです。

この様に、僕の頭の中では土地と音楽が勝手にリンクされています。
これを一覧にしてみたいと思いましたが、面倒なので今日は寝ます。


何かがいつもと違う

2006-11-14 | Weblog
いつも通り、吐き気がする位いつも通りの仕事の帰り。
ぼちぼち冷たくなった空気に「バイク通勤はきつくなるなぁ」
などと考えながらはしっておりました。

暫くして、何かおかしいのです。
「いつも通り」と何かが違うのです。
何だろう。。。



ミラーが無い!

誰だ!持っていったの!!
って、ここに書いたって仕方ないんだけどさ。

で、いつから無いんだろ?
朝来る時はあった気もするし、無かった気もするし。
今、違和感を感じたって事は、朝はあったって事か??
昨日は確実にあったよな?。。。
結構いい加減なものですな。

ミラーが無いのって、意外と気づかないもんだなぁ、
などと呑気に思ってしまいましたが、
気づいた途端、とても気になるもので。
もう、普通に走るのすら不安になってきました。

ちきしょー
なんか安いの買ってこよ。。。
給料日前なのに。。。
ミラーなんて保護のしようがないしなぁ。

まぁ、おかげさまで日記が書けたよ。




子供たちの危機

2006-11-13 | Weblog


今日はお休みで、昼間は部屋でダラダラしておりました。
今まで気づかなかったんだけどね、小学校の下校時刻が近づくと、
市の防災スピーカーから、小学生の声で放送が流れるのね。

「間もなく、わたしたち小学生が下校します。気をつけて帰りますので、
地域の皆さん、わたしたちの安全を守ってください。」

ってな内容の放送が。

怖いな。嫌な世の中になったな。。
子供が寄り道もできない時代になっちゃったんだね。
子供にとって「寄り道」は貴重な冒険とコミュニケーションの時間なのに。
ちょっとした悪さもして、怖いおじさんに追いかけられて。。。
20分のところを1~2時間かけてたもんなぁ。

今じゃ、GPS携帯と防犯ブザーをぶら下げて。
誰がこんな世の中にしたんだ!
はい。みんなの責任ですね。何とかしなきゃいけませんよ。
何をどうしたら良いか、何も分からないけど。

そういえば、昔は「カギっ子」ってのがありまして、
僕なんかまさにソレなんですが、両親共働きの家庭など、家に帰っても
誰もいない家庭の子供は、首に鍵をぶら下げてたよ。
今じゃ考えられないね。
「家に誰も居ませんよ~」って宣伝してるようなもんだもん。

子供達が自分の身の安全を地域にお願いするような世の中は
正常じゃないよね。。

からっぽ

2006-11-12 | 映画のこと
毎日、覗いてくれてる人がいるのに、
たまにしか書かないなんて失礼じゃないか!
少しでも何かを更新するべきだ!

と、意気込んでパソコンの前に座ったような時は、
な~んにも出てきません。

ぽかーんと口も半開きで、いつのまにか「未確認生物」などと
どうでもいい事をGoogle検索。。
特に収穫も無く

相変わらず気の利いた事は何も浮かびませんので、
これから友人お勧めの映画、ダニー・ボイルの「ミリオン」を観てみます。

そういえば、「ハワード・ザ・ダック」って映画をまた観てみたくなりまして、
調べたらDVDにもなっていないのね。
フワーっとした時代。数々の素敵な映画を生み出した80年代においても、
衝撃的な駄作として封印されつつあるのか。

製作総指揮ジョージ・ルーカス。
特撮はILMが担当し、1986年に公開されたこの映画。
遥か彼方の惑星からやって来たアヒル人間のハワードが、暗黒魔王と闘う。
この両キャラの造形の酷さと、パッとしないアメリカン・ジョークの数々。
出演のティム・ロビンスのプロフィールからは抹消され、すっかり無かった事に。


「トンデモ映画」を笑って観れる今だからこそ、是非再観したい。
とりあえず、DVD化もされている、ジョン・カーペンター&カート・ラッセル
の黄金コンビによる名作「ゴーストハンターズ」を近々観たいと思います。

他にも80年代は結構眠ってるぞ。




僕の胃腸

2006-11-09 | Weblog


一人でバスに乗り、見知らぬ町にやって来て、
小さな薬屋さんで「胃薬」を買う夢を見ました。
何故か、帰りにはバイクで来たと思い込み、
あるはずの無いバイクを探し続けていた。
結果、更に「胃薬」が必要となりました。
なんてつまらない夢か。

今の職場で働きだして、生まれて初めて「胃痛」というものを知りました。
三十数年、ストレスなど感じず、何となく生きてきた僕も、
いっちょまえに胃を痛めるまでに成長しました。。。
「胃が痛いくらいで弱音吐いてんじゃないよ!」位にみていた胃痛。
この気持ち悪さは最悪だね。
がんばれ胃腸!

サメジマくんの新曲はどんなかな。
また良い曲が生まれたかな。楽しみだ。

「この人、いつか死んじゃうぞ…」と心配しつつ楽しみに見ていたら、
先日、撮影中にアカエイの一突きをくらい本当に亡くなってしまった
「クロコダイル・ハンター」のスティーブ・アーウィン氏。

日本ではあんまりですが、オーストラリアでは国民的スターの彼。
彼が園長をしていた「オーストラリア動物園」で行われた追悼式も、
大勢の人々が集まり、とても素敵な見送りとなった。

アニマル・プラネット」で、追悼番組を放送してるのですが、
そこに映っている在りし日の彼の生き生きとした動き、大の大人の半ズボン、
異常なテンションに子供の様な瞳。。。本当に残念です。



今日の日記は滅茶苦茶で失礼。

毒抜きでひとつ

2006-11-06 | Weblog


友人ともよく話すのですが、
僕等が普段話して盛り上がってる事って、
ほぼ8割がたブログには書けません。

毎日ね、書きたいことは山ほどあるのですよ。ほんと。

でもね、残念な事に書いちゃいけない事ばっかりなの♪
お互いを知っていて、言葉の裏の意図まで何となく分かって頂ける
仲間同士だから許される愛すべき「毒」。
それが文字になってしまえば、ひとつの意味しか持たず、
恐ろしい結果になるでしょう。

文章ってのは、意図しない伝わり方もしてしまうので、
何気ない普通の内容でも気をつけなければなりません。
文章のプロでもない人間が書くのですから、
気をつけてても、「え!?」っていう伝わり方をしてしまう事もあります。

そんな事を考えてるとね、ブログに書くことなんてそうそう無い訳です。
地味な凡人の日々の出来事なんてたかが知れてますし。

そんな僕のブログでも、日々たくさんの方々が覗いてくださいます。
有難いことです。
気の利いた面白い事が書けず、申し訳ないです。
直にお会いして半年位経つと、少しは面白い事も出てくると思います。

ここでは「毒」抜きの私を。

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そんな「毒」仲間を描いた絵をサイトの方に追加しました。


ギャンブル嫌いの根

2006-11-05 | Weblog


いつ頃からか、何故なのか全く不明なのですが、
僕はギャンブルが嫌いで、ギャンブルに熱中する人達を
どこか軽蔑して見てしまっている。

勿論、自分なりに考えはあるのですが、
誰かに嫌な思いをさせてはいけませんので、あまり書けません☆
法に触れる訳でもないし、自分で働いたお金でやっていれば、
それはもちろんその人の自由です。
僕の知り合いにも、やる人は沢山いますし。
僕もその人たちに「やめろ!」なんて言う気は全くないですし。

ただ、やっぱりどこかで、口に出来ない位の軽蔑を彼らに向けている。
この根っこはいったい何時はられたものか。
身内にギャンブルに狂って滅茶苦茶な人がいる訳でもないし、
自分の父親や母親も全くやらない。

たまたま運悪く、三十数年生きてきて
ギャンブルをやる人に「この人は素敵だ!」とか
「この人カッコイイなぁ」って思った事が一度も無かったり。
その逆は何百回とあるんだけど。

単純に、ギャンブルを楽しむ「場所」の雰囲気が苦手ってのもあるかな。
一昔前のパチンコ屋さんなんて酷かったもんね。
「最近はオシャレで綺麗なお店も増えて~」って話も良く聞きますが、
僕の「嫌い」は、そういう事だけじゃないみたい。
カモフラージュされても、そこに集まる人間の発するモノは同じだもん。

テレビで、ギャンブルを止められない主婦の特集をやってまして、
最近ではそれも「病気」として扱って頂けるようで。
「病気」を盾にした甘ったれ主婦の言葉に腹を立てた覚えがあります。
まったく世の中優しいね。

絶対に人に迷惑をかけず、自分で稼いだお金で
生活に余裕を残せる範囲で楽しむ。
大前提よね。
みんな、そのつもりでやってるんだよ。きっと。判断力のあるうちは。
それが破られなければ、楽しくやってればいい。
大賛成の自由です。

又、それをどう思うかも自由です。

あの「空気」に居心地の良さを感じられる人に、
僕は居心地の良さは感じない。

個人的にギャンブルの被害にもあった事のない僕が、
何故ここまで嫌悪感を抱くのか。
ほんと不思議。