好いもの

2007-04-29 | 音楽のこと


毎年ライブDMを描かせて頂いてたバンドが解散してしまった。
多種多様な職業のオジサマたちが集まって、
好きな音楽を本当に楽しそうに演奏している。
とっても面白いバンドで、
色々な民族楽器を使って、音楽の趣味もバラバラのオジサマたちが
不思議なロックをやっていました。
別の仕事をこなしながら、このクオリティの高さはなんなんだと
僕も一ファンとして楽しませて頂きました。

誰一人インターネットもやらない。
CDでも作って売ろうとも誰一人思わない。
あくまでも「趣味」のバンドだ、と。
オジサマたちは、好きな時に集まって音楽をやってお酒を飲む。
そして年に一度、小さなライブハウスで照れながら発表会を開く。
その仲間に入れて本当に幸せ☆

解散といっても、仲間の二人が海外に行く事になり、
このメンバーで集まれないならこのバンドは終了!って事で
残ったメンバーで新しく何をやるか、楽しそうに飲んでいた。
次も楽しみですよ☆

「プロ」だろうが「アマチュア」だろうが、関係ない。
「素敵」なモノや人と出会っていきたいな。

lost

2007-04-28 | Weblog


1時間かけてコツコツと書いた日記が
完成ボタンの押し間違いで全て消えましたもので
今はもう、只々絶望感しかございません。


すんっごい面白い日記だったんだぜ~

と、

嘘でも付きながら、しばらくひねくれます。


おやすみなさいよ!

紙は白かった

2007-04-24 | 絵のこと


いつも絵を描く場所は、何だか照明の当たりも弱くて
常にいろんな角度で色を確認したりしているんです。

そもそも部屋の天井が高く、そこに普通の蛍光灯が
付いてるだけなので当然暗めでして、非常に不便。

絵を描かなければ、暗めのオシャレ照明でも付けたい所ですが、
絵はね、蛍光灯じゃないとダメなのです。
オシャレ照明じゃ色が分からないし、ちょっと素敵に見えちゃうのです。

そこで、この度一大決心致しまして、
お絵描きデスクの上に「アーム型タッチインバータ蛍光灯」ってのを購入。

セッティングして、
触れるだけでOKという場所に手を触れると…
小さいのにビックリ仰天の明るさ☆
もうね、目がビックリしちゃって
何も見えなくなるんじゃないかって位の明るさ。
12年の暗闇生活ですっかり弱った目にはキツイ。。。
恐るべし、最近の蛍光灯!

あぁ、今まで何で買わなかったんだ。。。

紙、真っ白じゃないですか!!

描くぞ、描くぞ☆

さっそく寝るの忘れて夢中で描き描き。
ムムム、っと出ました仏顔。イイ感じ。ムフフ


描く絵まで突然明るくはなりませんがね。


いめーじ肖像画

2007-04-23 | 絵のこと


珍しく実在の人を描く。
とは言いましても、
本人見ながらとか写真見ながらなんて描き方は好きじゃないので、
僕の頭の中にある彼女のイメージで描かせて頂きました。

ノリノリで描いてて、我に返って見てみると、

なんかケバいか!?
いや、そういうつもりじゃなくて…僕のいつもの色だし
悪いイメージで出てきた色じゃないし…
ただの似顔絵なんてつまらないし…
僕に頼んでくれたんだから、こういう感じになるのは
ご本人も予想はしてるだろうし…
僕にしてはちゃんと「人」なほうだし…
斜めだし…

何だか、ごめんなさいねぇ。。。


あ~☆でも描いてて楽しかったさ

ラヴレター

2007-04-22 | 絵のこと


何かあったら、とにかく絵を描くんだ。
何かなくてもいつも書いてるんだけども。
本当は「何もない」なんて事は有り得ないんだよね。
生きてるんだからさ。

絵は僕を蹴り飛ばし、治療して、また蹴り飛ばす。
一緒に笑って、怒って、泣いて、苦しんで。
だから僕は白い紙に向かうんだ。きっと。

描き始めて多寡が8年。
まだまだ何も分からない。
一緒に、前進していくんだ。

とにかく、お前が必要なんだ!

などと言ってみる。。。


そんな事ってね

2007-04-19 | Weblog


今度サッカーのチーム作るから、林君も一緒にやろうよ!

昨日そんな事を言っていた、同じ歳で同じ名前の職場の大ちゃん。

今朝出勤すると、皆沈痛な面持ちで彼が亡くなったと言う。

一体どういう事だ。

ちょっと前に、赤ちゃんが産まれて喜んでいたんだぞ。

昨日、「サッカーしよう」って言ってたんだぞ。


やっぱり神様なんていないんだ。

ふざけんな!


セキセイインコは今…

2007-04-17 | 音楽のこと
わかーるわかるよ君のきもち~♪
さわやか笑顔でコマーシャルをする
タレントさんの瞳の奥に、勝手にDVの狂気を見出したり

笑点の司会交代は、もう少し若手にしとかないと
またすぐに交代しなきゃならないよ…などと心配してみたり

奈良浄瑠璃寺の吉祥天さん公開の事が、頭から離れなかったり

モードを名乗るファッション系学校のコマーシャルが
毎回トホホな事が不思議でならなかったり

配達先のセキセイインコが
雨の中外に出しっ放しだった事が、気になって仕方なかったり

上の階の鉄板に落ちる水滴の音が
気になって眠れなかったり





そんな感じなんです。ここんとこ。
たいした事はひとつも考えてないって事☆




悩んだ挙句購入してきた坂本龍一とクリスチャン・フェネスのCD
思いのほか素敵で嬉しいのです。



fenneszのCDは2枚買いましたが、
これが何だかヤミツキになる。
皆に「間違い無いから聴いて!」って薦められる音ではないけど。

ノイズオタクの不思議と人間っぽいメロディアスな「音」の塊。
このノイズに、坂本龍一の「ほぼ即興」ピアノが乗っていて、
いつものfenneszよりもずっと聴き易く美しい。
この二人の産み出す音が大好きな僕には、ありがたいCDだわ♪
(3枚共、上の画像リンク先で試聴できます)

煙逃

2007-04-14 | Weblog


出来れば、
明日からでも行くのをやめたい
生活を維持する為だけの場所。

そんな中でも少しは居心地の良い場所。
煙に包まれ頭はズキズキ偏頭痛。
ここで悪態をつく僕ら、
周りは煙たい事間違いなし。

絶対に世に放ってはいけない
残念な人達90%のこの箱の中では、
ほんのほんの少しの良い仲間と共に
ちょっとした縄張りでも作っとかないと。

それでも、そろそろ限界だな。

世の中、こんな環境は稀なんだ。
そう思うし、そうあってくれないと困ります。

休みの日は素敵な人達と
素敵な時間を過ごしたいのよ。
絶対に。

1988

2007-04-12 | 映画のこと
一年に一度は、無性に観たくなる映画があります。
『フランティック』と『ミッドナイト・ラン』という
たいへん地味な映画でございます。

2作品共に1988年の映画で、中学生の頃映画館で観まして、
何ともいえない地味さと、品の良さと、シャレたジョークに
感動致しました。


『フランティック』は、昔の日記にも書いた気がしますが、
・ロマン・ポランスキー監督(水の中のナイフ、反撥、チャイナタウン等)
・エンニオ・モリコーネ音楽(ニュー・シネマ・パラダイスが有名か?)
・ハリソン・フォード主演
・エマニュエル・セイナー共演
・パリが舞台
という異色尽くしの映画でして、
とにかく地味!ハリソン・フォード、ヨレヨレ!

内容は、
学会で訪れたパリの街で、
ホテル到着直後、何者かに妻がさらわれる。
警察も大使館も「男と駆け落ち」という感じで
まともに取り合ってもくれません。
言葉も地理もわからぬ異国の地で妻を探すフォードさんの前に、
謎の女ミッシェル(セイナー)が現れ・・・。
ってなお話。

正直言いまして、たいした事ないんです。
でもね、雰囲気が頗る良いのです。
ハリウッドを追放されたポランスキーの映す
大して綺麗じゃないリアルなパリの街。
モリコーネの上品な音楽。
ヨレヨレ老け顔で本領発揮のハリソン・フォード。
恐ろしい色気を振りまくセイナー。

とにかく雰囲気物!
この映画のオープニング、タイトル&スタッフロールの素敵さったら
僕の観てきた映画の中では、かなり上位に入っております。

誰か観てないかなぁ?

グダグダはりそんの巻


次!

ミッドナイト・ラン』です。
これはね、デニーロさんの魅力爆発の典型的アメリカ映画。
とぼけたデニーロさんが素晴らしい。

内容は、
賞金稼ぎのデニーロさんに、
ギャングの金を横領し、慈善事業に寄付した優しい経理士さんを、
ニューヨークからロスまで連行する依頼が舞い込みます。
経理士の命を狙うギャング一味と、彼の行方を探すFBI、
デニーロさんの仕事上のライバルにまで追われるハメに。
男二人、5日間にわたるアメリカ大陸横断の大逃走劇。


ちょっと笑って、ちょっとドキドキして、ちょっと泣いて
ちょっとがいっぱいの小さな名作です。
経理士役のチャールズ・グローディンとデニーロの凸凹ぶりは
映画史に残りますよ!


この2つの映画は僕の宝物でして、
見聴きし過ぎて、DVD・サントラ共にすっかり傷だらけ。

ポケ~っとで良い映画だから、
気になりましたら是非観てみてください☆