団地想い

2007-08-31 | Weblog


団地愛好家が集うイベント
『大団地博覧会 ダンパク2007』が開催されます。

あぁ、楽しそう!行きたい!絶対に行きたい!

と思ったけど、開催地・大阪。。。

1,500円(1ドリンク付)で、団地のカリスマたちの
ありがたいお話が聞けるのですよ!


高度成長期に勢いに乗って建てられた団地たちも、
今や全国的に取り壊しや建替えの時期にあります。
敗戦から日本を取り戻し、血と汗とで発展させてくれた人々。
彼らの家庭がギュッと詰まった「団地」。
何百、何千、何万の生活・人生がそこにはあった。

僕等が「団地」を目にした時、胸に湧き上がるあの気持ち。
それはまぎれもなく、そこに居る(居た)人々の人生の気配であるのです。
勿論それは、幸せなものばかりではなく、様々な模様があったでしょう。

「うさぎ小屋」と言われようが、
「働き蜂」と笑われようが、そんな事は気にしない。
箱の中にギュッと詰まった人生が、
僕らの生きる今の日本を築いてくれたのだ。

「取り壊し」という悲しみの時期は、
同時に「団地」の歴史へと想いを巡らす時期でもあります。
空っぽになった部屋の一つ一つを目にし、
そこにあった「生活」を、
響いていたであろう子供達の笑い声を、
夕方に漂うシチューの香りを、
疲れて階段を登る、お父さんの大きな背中を、

僕は見るのです。








Fuji

2007-08-28 | Weblog



いつかの富士山

景色の良い場所に行くと、まず富士山を探す。
それが日本人。

一時期、サンシャイン60(東京タワーもあり)に
すっかり気持ちを奪われたりもしましたが。

それでもやっぱり、富士山に帰り着く。

しっかりと根は張られている。


撃墜サレシ

2007-08-27 | Weblog


お世話になります。林です。

絵を描いておりません。
何故かは解りませんが描けないのです。
こういう時は、あまり考えず描けない時に出来る事をやろう!
と、以前に心に決めた事がございましたが、
描けない時に出来る事って何なんだ!と苦しむ始末。
いつまでも、何年生きても、
ウジウジと考え、苦しみ、首を絞めるのだな。
そうか、そうですか。と。

何か新たな試みに挑んでいきたい気もしますが、
気がするだけかもしれない。

結局、フェノロサによって封印を解かれた救世観音への思いに
半日を費やして横になる。
フェノロサがいなければ、日本美術は一体どうなっていたか
を考えると心臓がバクバクと不安な動きをする。

嗚呼、ありがとうフェノロサさん!


その後、素晴らしき現実逃避の道具であるゲーム機に手を伸ばし
僕はすっかり、国を背負うエースパイロットとして空を飛ぶ。
全国民の命が、僕の肩に圧し掛かる。
あぁ重い、重いよ。。。戦争反対!

国民の思いを簡単に裏切り、あっという間の撃墜で我に返る。




さぁ、野菜炒めを作る時間だ。


俺独り

2007-08-26 | Weblog


昨日今日と2日間、誰とも口を利いてないぞ。
久しぶりに何も予定の無い休みになり、気が抜け過ぎた。
電話の電池も切れっ放し。

悩み多き若者の頃は、一週間誰とも接触しないなんて事が
頻繁にあったから、こんなの何てことないさ。
あの頃は、口の利き方忘れてないか、確認作業が必要だったもの。。。


そんな日曜日、
お気に入りのお香を焚いて、
友人から頂いた「自然音」と「お経」をサンプリングした
アンビエント過ぎるCDを聴きながら、寝ては起きの繰り返し。
般若心経と理趣経が、僕をどこか遠くへ連れて行く。


これがさっぱり綺麗な部屋で、自然風の中であれば
僕もすっかりロハス野郎の仲間入りといくのですが、
ガラクタだらけの部屋で、
モクモク煙草とクーラー設定23度じゃぁいけません。。。

部屋が汚いのは、ロハスと関係無い様に思えますがね、
あくまでも僕の勝手なイメージですがね、
ロハス派の部屋はさっぱりしてなきゃいかんのです。
無駄な物は何一つ置かず、午後には農家直売所で新鮮な野菜を求め、
帰り道には散歩中のワンちゃんや、砂浜の綺麗な貝殻に気を取られる。
夜は出来ればキャンドル灯りでヨガのひとつでも。
それでこそなのです!


で、何の話か!
何もしてないのだから、書く事など何もないのです。
たださっき、アメリカの小学生が、賢い犬とバスケットをするという
ハートウォーミングな映画を観た事は多少の刺激ではある。

現在、19時09分。
さてどうするか。。


なんだったの

2007-08-22 | Weblog
10年以上前になりますが、
フジテレビの深夜枠で謎のCMが流れていました。

君が代を思わせる曲にのって、
画面はポケモン事件ばりのフラッシュの中に
人形のようなものが映っています。
だんだんとカメラが引いていき、
人形がたくさん倒れているような画で「JUNGLE」の文字。

これで終わっちゃうから、「???」となりますし、
深夜という事もあり、非常に怖い思いをしました。

このCMにはもう一種類あり、そっちは綺麗なピンクのハートが
鼓動を繰り返すうち、徐々にカビたようになっていき「JUNGLE」。。。
こっちも怖いのです。。

結局、このCMはすぐに放送禁止になったらしく、
「何のCMだったのか」「何を意味してるのか」と、噂が飛び交いました。
「エイズに冒された心臓」とか「原爆に倒れた人たちの姿」だとか。
「JUNGLE」の文字が出る辺りで、小さな声で「ざまぁみろ」と
聞こえるってのも、恐さを膨らませました。

当時、ちょうど電波系の事件(電波ジャックとかの歴史)を
調べていたのもあって、何か恐いメッセージが込められているに
違いない!と、ワクワクしたものです。

久しぶりに観てみて、やっぱ不気味なんだけど、
人形の方なんてカッコイイよなぁ。


で、結局なんだったのでしょうか??
誰か知ってる人いませんか?
作り手から真相が流れないってのも不思議だなぁ。

↓「ハート」と「人形」見れます!



工場美

2007-08-20 | Weblog


最近、「工場」「団地」「ダム」ら辺がアツい!らしい。
まぁ、男子たるもの、少年期からその辺への魅力は感じておる訳で、
インターネットやブログの普及により、その心を持ち続けた
大人たちの炎が続々と燃え上がっているのでしょう。

そんな男の憧れ、「工場」がただひたすら映ったDVD。
友人とビールを飲みながら鑑賞。
飾り気の無い鉄とコンクリートの塊たち。
塊たちが集まって巨大な工場が出来上がる。
はたして全体を完璧に把握している人間がいるのだろうか?
と思わせる巨大な工業地帯のカオス。
なんて素敵なんでしょう!

残念ながら、このDVDは工場ファンとしましては、
納得のいく出来ではありませんでした。
映像の組み立てにセンスが無く、
素人がビデオカメラ渡されて、家のPCで編集した程度の出来。
BGMもこの手のDVDらしいチープな物で、
ちっとも盛り上げてくれません。。。
製作者の「工場」への拘りが感じられないのです。
「なんか最近、工場人気らしいから、
ちょっとこの予算で○○日で撮ってきてよ」とでも言われて
眉唾状態で撮ったのではなかろうな。。。

映像を止めれば、素敵なカットは沢山ありますが、
それならば「工場萌え」等の写真集で十分だし。

動いてる工場の姿を何となく眺めてる、
という面白さは多少ありますけどね。
鹿島の工業地帯など、スケールのデカさは圧巻でした。

あまりお金もかけられないだろうし、仕方ないのかな。。。

とにかく、工場が映ってるだけですので、
興味の無い人には「なんじゃこりゃ」でしょうし、
少し気味が悪いかもしれません。。。

「BGM無し」の設定にして、
自分の好きな音楽を流して楽しむのがオススメです。




今、私が密かに計画中の「団地プロジェクト」
団地の生活音と写真でDVDを制作しようというプロジェクト。
今のところ、賛同者は一人だけ。。。
団地を撮影していれば、不審者扱い&通報は覚悟の上。

「団地センチメンタル症候群(サメジマブログより)」の方々、
胸キュン団地の情報等、是非お力を!


※サメちゃん、秩父辺り撮影行こうぜ!




↑「工場幻想曲2」より




エルフは死なず

2007-08-19 | Weblog
職場のファンタジーボーイ(25歳)。
ファンタジーのみ多少興味のある男。
この「ファンタジー」とは、主に映画・ゲームのジャンルのお話。

飲みに行っても、放っておくと一言も発しない静かな彼。

先日、そんな彼の前で、
うかつにも「ロード・オブ・ザ・リング」の話を始めてしまった僕。
最近ケーブルテレビで、1,2,3と頻繁に放送していまして、
僕がたまたま観るのはいつも「1」で、
「2」は観た気もするけど「3」は絶対に観てないのです。

そんな浅い知識で、
「ほら、あれ、何人か仲間誰か死んだじゃん、あの人、ほら、エルフ族だかの…」
なんて事を聞いてしまったら、さぁ大変。
寡黙なファンタジーボーイの鋭い大仏様のような目がキラリと光り、
とても早口&強く冷たい口調で

「エルフは死にませんよ! 大体、あの映画で死ぬ仲間は人間一人だけですよ!」

恐ろしかった。。。
突然なんで、そんな興奮気味なのか。。。
彼にとってエルフ族とは何なのか。。。

曖昧な記憶で適当な事言ってごめんなさい。。。
エルフ族、万歳!


で、その日の夜、遂に「3」を観る事が出来ました。
夜9時から軽い気持ちで観始めたら、終わったの12時半。
長い!長すぎるよ!
エルフ、死なない!

あの忌まわしい指輪を葬る旅の終わりを
深夜にすっかり号泣で迎えている自分。
だって、よく頑張ったじゃない!あの子たち。。。ちっちゃい体で。。。
途中、何度も「死んだかな?」と思わせる事態にあいつつも、
「主人公が絶対に死ぬ訳がない」という冷めた自分を必死に抑え込み、
ハラハラドキドキの連続でございました。

登場人物が多すぎて、
頻繁に誰が誰だか分からなくなる危機はありましたが、
なんとか観終える事が出来ました。
あれだけの大きな話をよくまとめたよ。凄いね。


これでファンタジーボーイに堂々と向かっていけるぞ!
と思ったけど、
あの、斧振り回す髭もじゃの強いおじさんの種族名が既に思い出せない。。。

日本版ではタッキーが演じるべき
エルフ族のお兄さん(名前あったっけ?)は決して死にません!
そこのとこ皆さん気をつけて!

彼の細い目を光らせないで!





ふぐ~

2007-08-15 | Weblog


「暑いと言ったら罰金100円!」という
小学生のような勝手なゲームを開始して、
10分後に自ら「あ~暑い!!」
で、最初の罰金となりました。

暑いのに忙しく、冷蔵庫の「一番搾り」にも手を出せず。。。
最近はビール1本ですっかり酔っ払ってしまい、
仕事なんか出来なくなっちゃうから。
でも、酔っ払う事で何か面白い絵が描けるのでは?という
都合の良い誘惑が心の中にあったりもする。

そんなバテバテな最近ですが、
突然の呼び出しで、神楽坂でふぐをご馳走になるという
今日食べる米も無い僕の生活には
目の飛び出しそうなミラクルが起こり、
体ビックリで夏バテも解消か!?

半分仕事であるにも関わらず、グデングデンに酔っ払い
帰りはタクシー代まで頂くという
どこかの社長さんお抱えホステスさんのような待遇で帰宅。

絵も気に入ってもらえたし、良かった良かった☆
こんな名も無き絵描きの絵を買ってくれるなんて
ありがたい。感謝感謝だなぁ。。。


The Wolfman

2007-08-14 | 映画のこと



You Tubeとかの動画を貼り付けられる機能がいつのまにか!

僕の「You Tubeお気に入り」フォルダの中からご紹介☆

ちょっと前のもので、
どういった物か詳しくは知りませんが、
イギリス人アニメーターの作品らしい
このアニメーションが大好きなのです。
PS2のTVコマーシャルで使われていたみたい。

後半のテンションの持っていき方が素晴らしいのです。



これはデビッド・リンチの「ニューヨークを綺麗に!」公共広告。
リンチだね☆