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『2012』
これほど劇場で観なかった事を後悔した映画はありません。
凄いです。
大迫力です。
お金のかけ具合、絶望具合、
脚本なんてどうでもいい飛ばし具合、
仰々しい音楽具合、CGの叩き売り具合、
ジョン・キューザック具合、完璧です。
ハリウッド特撮ディザスタームービーは何百と観てきましたが、
久しぶりに声を出しながら観させてもらいました。
とにかく、バカバカしい位の大迫力です。
ここ数年、こういうのって嫌って程作られて、
どれもこれも同じだったでしょ。
「あれ、これ観たっけかな…?」と。
基本的にこの映画も同じなのです。
違うのはローランド・エメリッヒの本気さと勇気か。
それが映像から伝わってくる。
「楽しんでくれ!」「ビビッてくれ!」ってね。
分かってる監督さんだ。
撮りたい物がはっきりし過ぎてる。
『ラストランボー』観た時、スタローンに感じたものに似ている。
石頭の評価なんか、どうでもいいじゃないか。
「人類滅亡箱舟パニックアトラクション」
楽しめそうな人は、絶対に観て損はしませんよ。