シンドバッドと夏休み

2006-07-30 | 映画のこと


僕はRay Harryhausenという人の映画が大好きです。
ストップモーション・アニメーションの神様。
「ダイナメーション」という独特な手法で、
役者とアニメーションとの競演を可能にしました。
役者と怪物のちょっとギクシャクした戦いがたまらない。

ギリシャ神話やシンドバッドやUFOと、魅力的な題材を味わい深い
手作業アニメーションと実写で見せてくれます。
特撮映画に関わる人間で、彼の影響を受けていない人はまずいないでしょう。

 

少年期にこの人の映画に出会って、何の興味も抱かない方がおかしい。
土曜日、ちょっと早い時間に学校から帰ってくると、
12チャンネル(テレビ東京)でよく放映していました。
夏休み時期にもやたら観た気がします。
一角獣や骸骨兵、メドゥーサとの戦い。
図書室で読んでた神話に出てくる生き物たちが次々に出てきてね。
もう楽しくて楽しくて。

明日から、テレビ東京の「午後のロードショー(午後1:30~)」で、
『ハリーハウゼン特集』として5日間、『シンドバッド』シリーズを含め
5作品が放映されます。
夏休みだもんね。
子供は観なさい!大人もね☆
『パイレーツ・オブ・カリビアン』観たらこれもね。

シンドバッド七回目の冒険』(1958年)
『アルゴ探検隊の大冒険』(1963年)
シンドバッド黄金の航海』(1973年)
『シンドバッド虎の目大冒険』(1977年)
タイタンの戦い』(1981年)
この辺の作品は、もうビデオが擦り切れるんじゃないかって位観た。
限定DVDセットが、高くて手が出なかったのが悔やまれます。。。

ビールな気分

2006-07-30 | Weblog


私、家でお酒はいっさい飲まないのですが、
今日は何だかビールを飲みたくなって、
出かけた帰りに350ml缶を一本買ってきた。
よく見たら発泡酒だったけど。

最近は家だけじゃなく、
外でもほとんど飲まなくなって
すっかり弱くなりました。

350缶一本で、全身真っ赤で心臓バクバク。
何年か前には、ウィスキーのボトルを1日で空けてた人間の酔い方じゃないぞ!
アル中一歩手前のあの時期に比べたら、体にとっては良い事だけどね。
楽しいお酒だけ飲めればいいや☆


ゲド戦記』、面白いかな。
小さな頃から、何度も何度も読んだから、
頭の中にイメージが出来上がってるからなぁ。
宮崎吾郎監督の描いた『ゲド戦記』、どんなかな。

テーマ曲を歌う手嶌葵という人。
素晴らしい歌声だ。まだ18歳の新人だそう。
TVで見たら、何だかとても物静かな印象の人で、
歌も決して声を張る感じではない。
内に秘めた力強さにゾクゾクしました。
きっと凄い歌手になるね。


大ヒットした『ALWAYS 三丁目の夕日』を観ました。
「movie」のページにちょろっと書きましたが、
これ、面白いの??

街の自然の不自然さ

2006-07-26 | Weblog
毎日、街中を走り回る仕事をしてるとね、
いろんな事が見えて、いろんな事を考えます。

何十年という歴史ある建物が、半日で跡形もなく取り壊される。

毎年、柿が生って季節を感じさせてくれた年老いた木。
今日、何週間かぶりに配達に通ったら、
味のあるお屋敷ごと、すっかり無くなってた。
まっ平になったその土地にはきっと、
つまらないマンションが建つでしょう。

土地のある広い屋敷が無くなるということは、
自然が一杯の敷地に住む生き物たちの死も意味します。
気持ちの良い風の通り過ぎる木陰もすっかりなくなり、
すべてが炎天下に晒されてる。

日陰で寝ていた野良猫たちは
どこか新しい場所を見つけられたか心配。

雨が降ると踏まないようにビクビク歩いた
カエル達にももう会えない。

古い瓦屋根からコロコロと落ちてくる梅の実にも、もう驚けない。

少しずつ、確実に自然は失われ、
アスファルトの間に気持ち覗かせた土に、
不自然に整った木が等間隔に植えられていく。
そこには「自然」を感じる事が出来ないんだよなぁ。

なんだかとても寂しい気持ちになります。


19歳で初めて親元を離れ、宮崎からやってきた職場の職員君。
まあ稀に見る素朴さと、笑顔と、白い歯を持ち合わせた人。
特殊な職場環境に悪戦苦闘し、頑張っています。
そんな彼、突然海が見たくなり湘南へ初めて行きました。
ただ、海沿いをひたすら歩いて帰ってきたんですって。

写真はそんな彼がお土産に買ってきてくれた「鳩三郎」。
ちっちゃくて可愛いです。





何にもないけどさ

2006-07-20 | Weblog

書くことなんてないのですよ、実際。
ましてや人様に読んで頂くに値する様な出来事など、
滅多に滅多に起こらない凡人なのです。
昨日だって今日だって、やっぱり大した事はない訳でして、
心配事といえば曲がった人差し指と天気のこと。
遅れてやって来た感のある「ザ・梅雨」な天気にビクビク。

「下北サンデーズ」ってドラマが始まりました。
僕の知っている貧乏劇団生活at下北沢とはかなり違うな。
貧乏を描こうとしても、TVドラマとなれば、
そこそこ魅せなくてはならないもんね。
カラッと健康的でちょっとオシャレな劇団員たち。
まず「臭い」から蘇る僕の「貧乏下北沢」とはちょっと違うのです。

そうだ、最近「なかなか」なCDを購入しまして、



Erlend Oyeって人の「unrest」っての。
アコースティックでしっとりとした
Kings Of Convenienceというユニットのおひとり。
このCDでは、80年代テクノポップをちょっと現代風にしたような
センスの良い音を聴かせてくれます。
このパッとしないジャケットとメガネのお兄さん。
割と最近の傾向ではありますが、この人は間違いない。


欽ちゃん球団解散。
べつにやめなくてもいいんじゃない…?
他の人関係ないじゃんね。
欽ちゃんの記者会見、いろんな意味で釘付け☆



Tシャツって面白い

2006-07-17 | Weblog


そろそろ夏がやってきます。
滅多に洋服等買わない僕も、
何故かこの時期には「Tシャツを買おう!」ってな
ウキウキ夏モードになりますの。

んで、今回いろいろ悩んで決めたのが写真の2枚。

「これは!」と即買いの
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて
水爆を・愛する・ようになったか』Tシャツ。
キューブリックの傑作映画のこれまた傑作ポスターの柄。
映画を観ていない人は観るべし!

&なんとなく一目惚れなセサミストリート。

「これは!」っていうTシャツに出会う時は嬉しいね。
人の着ているのを見るのも楽しい。
「なんでこの人、これ選んだんだろう」とか。
Tシャツ一つで、色々その「人」に対する思いを巡らせる。

友人から聞いた話で、図書館に来たおばさんのTシャツに、
手書きで『下剋上』と書かれていたらしい。
物凄いエナジーを感じますね。
場所が図書館なのが、
「ひょっとしたら凄い人なんじゃないか?」感すら感じさせます。
これに敵うTシャツはそうそうないだろう。
着ている人間との究極の一体感。素晴らしい。

僕が目撃した最も衝撃的なTシャツは、
成田空港で見た一家。
4人家族が白地に同じ柄のTシャツを着ていたので、
どうしても気になって見に行ったら、
その4人が最高の笑顔で写った写真がプリントされていたのです。
町の写真館で撮ったようなやつですよ。

しかし、子供は泣き喚いてるし、お母さんは不機嫌丸出しの表情。
お父さんは無関心でそっぽを向いている。

なんだか恐ろしくなって、その場を離れました。

いろいろ見ていると、結局自分で作ってみたくなる。
狙い過ぎると恥ずかしい事になるし、結構難しい。

わっつごーいのん☆

2006-07-17 | Weblog


どうも、ご無沙汰しております。

悪い事は重なるもので、
ついにうちのコンピュータも動かなくなりまして、
修理に出す事になりました。
ハードディスクを交換するだけでも、
メーカーでは5万円以上(2週間)かかってしまう。
そこで、今回は他の修理専門店に頼む事に。
2万円(2日)で済むのです。
ハードディスクの交換なんて、自分でやれば1万円位で済むんだけどね。
時間もないし仕方ない。
個人情報流出の不安を残しつつ、無事元気になって帰ってきました。

指の方は順調に再生中。
でもね、職場で休憩中に手を眺めてたら、
なんだか怪我した人差し指の形がおかしいのです。
第一関節から曲がっている。
仲間に見せても「あ、ほんとうだ!」って。
不安だ。

で、次の悪い事は足の靴擦れの悪化。
そんでもって、風邪を引いてゴホゴホ。
何とかこの連休で治さないと。

カトゥーンが出てる、ドコモかなんかのCM
「ワッツゴーイノン!し~なやかに~♪」ってしょうもない歌が、
頭から離れず困っています。
カトゥーン、アイドルっぽくない坊主頭の彼が特に気になるね。
ボクシング亀田兄弟人気に乗ったジャニーさんの戦略だな。
全体的にお寒いCMね。

今日はこんなところ☆

残念、ポルトガル☆

2006-07-09 | Weblog


そろそろ
バンソウコウや包帯を取り替えるのも
面倒になってまいりました。

旬も過ぎましたので、この話題は封印いたしまして、
W杯の事でも書こうかと思いますが、
もう決勝を残すのみ。

睡眠時間2~3時間の日々からも、やっと開放されます。
カーンも最後に出られて良かった良かった。

HPを見て頂き、絵を買って頂く事になった方と待ち合わせ。
ゲームの製作会社の方でして。
完全ファミコン世代ゲームっ子の僕。
絵の事忘れてゲームの話ばかり。
何様顔で最近のゲームの問題点等を語ります。
ゲーム話で盛り上がり、おまけの様に絵を渡して帰ってきた。
楽しかったな。

浅草寺の「ほおずき市」明日までだって。
7月9日か10日に参拝すると、
4万6千日お参りしたのと同じご利益があるんだよ。
お得だね☆
雨じゃなかったら行ってこよう。


そういえば、
ミサイル飛んでこないと良いね。

そんなこんなで

2006-07-07 | Weblog

これほど自分の指先に
気持ちが集中した事はありませぬ。

指一本のありがたみを痛感しております。
指先さん、これからはもっと大切にします。

励ましのメッセージを頂いた皆様に
感謝の気持ちを込めまして、手の絵を描きました。
気持ち悪くてごめんなさい。





一夜明けて

2006-07-06 | Weblog
体のいろんな所が痛む林です。

くすり屋さんに行ってね、
普段あまり入る事のないコーナーでうろうろ。
いろいろ便利なものがあって面白い。

怪我が指先って事で、
いろいろと特別な形状のモノが必要になります。

写真の黄色いケースに入ってる「くっつく包帯」。
巻くと包帯自体がしっかりとくっついてくれます。
ベタベタ糊がついてる訳でもないのに不思議。
巻き直してもまたちゃんとくっつきます。
マジックテープみたいな事かな。
これはとても便利!
寝ていたら包帯取れて大変!って事もありません。

水を使うときは、包帯の上から「ホータイ指サック」をつけます。
指の怪我の場合、これはないと非常に不便な思いをしますね。
買って正解♪

指先にばんそうこうを貼るのはとても難しい。
貼ってもすぐ剥がれてきちゃうし。
で、「指先用ばんそうこう」(写真右)。
ばっちりです☆

「ドルマイシン軟膏」ってやつは、なんだか分からないけど
お店のお姉さんに「塗っとけ」って言われたので塗ってます。

いろいろ買ったけど、
多分医者に行った方が安上がりなんだろうな。。。
でも、怖いから行かない。

痛いお話

2006-07-05 | Weblog
今日はドシャ降りの中の配達。
昨日の日記でも、すっかり気が重くなっていた訳です。
イヤイヤモードの罰が当たったのか、厄介な事になりました。

何とか午前中の配達を終え、
午後の配達も最後の区画を残すのみ。
で、調子に乗ったのでしょうね。
気持ちが浮ついたのですよ、「帰れる!」って。。

そこそこスピードの出た僕の赤バイクは、
次の家のポストめがけて進みます。
手前でブレーキを握ったところ、全く止まる気配なく、
ツルツル~っと壁に向かっていきました。
「これはいかん!このままでは人の家の壁を壊してしまうよん!」
仕方なくバイクを横倒しし転倒。

☆注☆ここから痛い話です☆
何が偉いってね、左手に持っている郵便の束は放さなかったのです。
雨の日は、ビニールを被せているのですけど、
ふとビニールを見ると、中が血だらけなのです。
あれれ?と手を見ると、人差し指の爪が上を向いています。
「これこそいかん!」と、爪を正常な角度に戻します。
ほっと一息。
ところがどこからか血が止まりません。
指の先をよく見ますと、先っぽのお肉が
少しどこかへ行ってしまっているようです。

もう帰ろう。。。
血だらけのビニールで手を保護し、会社へ戻る。

消毒をして、包帯で固定し、帰宅。
帰りに買ってきた治療薬を塗って、今やっと一息。
左手とはいえ、人差し指使えないだけで結構不便。
参ったな。お風呂とかどうしよう。。。