『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

変身・日時計・猫舌タンギング・フミフミ

2022-11-28 23:52:13 | 気付き
稽古の時、そしてレッスンの時に忘れないように、気付きのメモです。

このところ変化が激しいのは、やはり甲野先生の怒涛の変化の影響かと思います。

(変身)
Vnの弓の持ち方、腰、背中、腕を繋げて、そのまま「ここしかない手」に。
ビフォーアフターの余りの違いから命名。


(日時計)
1時と2時の間がニュートラルな中音域で、高音は12時寄り、低音は3時寄り。
「埋める」というフルートとの共同作業だからこその、そして左斜めだからこその技術。
当初は前後でかけていた圧の変化が「見返り美人」的所作で回転する様に変化。
同じ理屈で音量変化にも対応。
この場合はフォルテは3時寄り、ピアノは12時寄り。


(猫舌タンギング)
ピピのお陰!
舌根の緊張が取れ、音量が激増し、息が楽になる不思議。
口元、舌の緊張は身体全体に悪影響を及ぼしていた、ということを実感。
生徒さん全員がすぐに出来るようになる、というのも、自然な動きの証拠か?
Wタンギングもより明瞭にクリアに。


(フミフミの手)
これもピピのお陰!
御飯係の夫には毎朝、私には時たまとなってしまったけれど、至福のひと時。
先日の音楽家講座での甲野先生の刀の持ち方の手の内の話とフィット。
猫がフミフミする時の掌はまさに鎮心のツボから動いている?
どのように指を置くか?笛を持つか?
この感覚は新しいもので、ようやく今日試すことが出来ましたが、以前の「指先から」よりも、より力みが抜けて、繋がる感覚が生れました。

・・ピピ(猫)は凄い・・・

プクプク肉球


昔の写真ですが、「し」の猫文字。