『加藤眞悟 明之會』(5月5日 国立能楽堂
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20年以上前、野村萬斎氏のことが大好きで、通い詰めた能楽堂。
当時は狂言だけでしたが、今回初めての本格的な能楽の鑑賞会となりました。
事前に能楽師・加藤眞悟氏の解説を聞いていたこともあり、初心者ではありましたが、充分に楽しめました。
まさに「腹」の芸能であるのを実感。
どの演目もとても素晴らしく、あっという間に時間が過ぎました。
2時間ノンストップの『芭蕉』では途中3回程、うつらうつらとなってしまったこともありましたが、これも、事前に、「能はアルファー派が出ていて眠くなるのはあたりまえ」というレクチャーを聞いていたので、まあご容赦を、といったところ。
久しぶりに縮緬の単衣の小紋で。
20年以上前、野村萬斎氏のことが大好きで、通い詰めた能楽堂。
当時は狂言だけでしたが、今回初めての本格的な能楽の鑑賞会となりました。
事前に能楽師・加藤眞悟氏の解説を聞いていたこともあり、初心者ではありましたが、充分に楽しめました。
まさに「腹」の芸能であるのを実感。
どの演目もとても素晴らしく、あっという間に時間が過ぎました。
2時間ノンストップの『芭蕉』では途中3回程、うつらうつらとなってしまったこともありましたが、これも、事前に、「能はアルファー派が出ていて眠くなるのはあたりまえ」というレクチャーを聞いていたので、まあご容赦を、といったところ。
久しぶりに縮緬の単衣の小紋で。
柔らかものは不得手で、この母の小紋も袖を通したのは20年ぶりくらい。
小さな蝶々が飛んでいて、実は蝶々模様はあまり好みじゃないということもあり、おそらく1回しか着ていない。
・・だって、元は芋虫なんだよ?と思うとちょっとねえ・・
でも、久々に袖を通してみると、縮緬独特のしっとりと肌に沿う感触が気持ちよく、蝶々もそれほど嫌じゃなくなっていた。
季節に合わせて、半襟と帯揚げは藤色で。
襦袢も単衣。
帯は名古屋で、箔で木とそこに集う小鳥などが描かれているもの。
「芭蕉」という演目に合わせて選びました。
正式な場はやはりどんなに暑くても5月は合わせ、という掟は今もあるのだろうけれど、ここまで温暖化が進んでいるのだから、もう5月は単衣でいいんじゃないか?とも思います。
会場も、単衣の着物の方が多かった。
能管のKさん、Kさんのお友達、稲毛音楽室の吉岡さん、他音楽家講座に参加された方も何人か、そして甲野先生の奥様もお越しで、ご挨拶。
会場は満員御礼の盛況で、今まではぽつぽつと空席もあったのだけれど、コロナ禍の3年間、ずっと休止だったものが、久々の再開で、このように盛況になった、とのことでした。
「こんな時代、最後に残るのは文化です」という加藤氏の冒頭のご挨拶が心に染みました。
独特の華やいだ能楽堂の雰囲気が居心地よかった。
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その後は、夕刻から高校同窓会の活動の一つである「大江戸散歩隊」の宴会に参加。
幹事のHさん夫妻は、なんと転勤で移動した福岡からの参加。
こちらもようやくのびのびと「マスクなし会食」となりました。
後輩の皆様は気を配って、お酒が絶えない様に注文してくださったこともあり、
目の前には、ビール、白ワイン、赤ワインが並んで、豊かな気持になりご機嫌に。
思わず「な~らんだ、な~らんだ、赤白黄色♪(@チューリップ)」と歌ったら大いに受けた。
宴会も文化だ!
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どちらも、本当に楽しかったです。
やはり人と会い、話すということがどれほど楽しく、大切なものであったかを再確認した一日となりました。
皆さま、ありがとうございました!