テーブルクロスをかけかえて、さて、と振り向くと、もうそこにピピが。
その後も、窓の側にも、やってきて、カーテンチェックをしているところが映り込んでいました。
流石の「現場監督猫」です。
銀線細工とすりガラスで出来た器は、ミュンヘン留学中に成り行き&勢いで女子3人で旅した時のギリシャ土産。
中に入れた白い大理石の小石も、その折、ナクソス島の海岸で拾ったものです。
1泊3000円くらいで1週間滞在したペンションの名前は「アリアドネ」。
もう35年近くも前になる・・
貝殻は、夫の故郷、高知の宇佐の海岸で。これまた20年以上も前。
そして、昨年7月末に生徒さんからいただいた豪華花束に入っていたルスカス。
流石に、緑の色は少し褪せてきましたが、それでも、元気です。
11カ月めとなりました。
本当に不思議な植物です。
クッションカバーも取り替えました。
2018年、ポルトガルに旅行した時、乗り換え時間待ちのイスタンブールの飛行場で購入したもの。
海外どころか、国内の旅行もままならない状況ですが、こうしてしまい込んでいた様々なものをセンターピースにすることで、ずっと忘れていた色々な楽しかった想い出が急に蘇ることもあり、感慨深いものです。
庭の紫陽花も20個以上も花を付けて、今年は大豊作です。
いつもなら、部屋の中にも沢山飾るのですが、紫陽花は百合と同じくは猫には毒、ということなので、部屋の中はがまん。
臨家との境目に咲いて、こちらからは観られない花を切って、青い壺にドンと活けました。