『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

バッハコア横浜 創立5周年記念演奏会 6月15日(土)

2024-06-16 16:54:31 | 日常
本当は金曜日夜から本日まで、5年ぶりのWAYAZ蓼科合宿のはずだったのだけれど、メンバーの一人が風邪をひいてしまい急遽中止に。

楽しみだったのに、残念!ではあるものの、わたしも一か月前にひいた風邪がまだ完治という訳ではなく、疲れやすく、就寝時は咳なども残っていたため、ちょっとほっとしています。

蓼科の朝夕の気温は14度とかで、ここで更に体調崩すのはやだなあ、とも思っていたので。
そういえば、夫も金曜に予定していたゴルフメンバーが風邪になり中止。

風邪、流行っているみたいです。

急遽予定が空いたので、土曜日は高高同期のMくんが合唱で参加しているコンサートを聴くためミューザ川崎に出向きました。

バッハコア横浜 創立5周年記念演奏会。

復活祭オラトリオと昇天祭オラトリオという幾分マニアックなプログラムで、古楽器によるオケとソリストはプロを迎えての演奏。

そういえば、昨年のコンサートはリサイタルやCD制作でご一緒していただいたチェロの山本徹さんが参加されていたっけ。親不知抜歯直後で行けなかったけど。

今回もきっとBCJ関係者も沢山出演していたのだと思う。

どうしても、楽器演奏への耳と目は厳しくなってしまうのだけれど、嫌だよう、という音は誰からも聞こえず一安心。

低音群のバッハならではの推進力、リズム感など素晴らしかった。

ただ今回古楽器ばかりの演奏を聞いて改めて思ったのは、現在普及している現代の楽器演奏のメソードとは全く異なるものであったに違いない、という確信。

おそらく殆どの演奏者は現代の楽器から古楽器に進んでいるのではないか?
それが多くの事をややこしく、邪魔してしまっているのではないか?

これは現代のフルートよりもロット、ロットよりも江平の笛の方がずっと難しいと感じている自分自身の反省でもある。

最初から古楽器に馴染み、それから現代の楽器も、という方が奏法の本質に近付けるのではないか?とか色々考えた。

Mくん始め、合唱団の方々の舞台に立つ喜びがじ~んと伝わる演奏とバッハの素晴らしさに残っていた風邪もすっかりよくなりました。

同期も数人来ていて、アフターは軽く居酒屋でビールを一杯。
お互いの病気やケガの話題が多くなったけれど、それもまた楽しく、風邪が抜けたのはそのお陰もあったかも。
あ~~長かった!やれやれ。




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