『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

ラムスウェードのリメイク

2021-09-18 12:21:37 | 手作り
土日、家に居る日が増え、家の片付けも色々と捗っています。

クローゼットも、以前よりハンガーの数を減らすことが出来ている。

というのも、ヴィンテージのウクライナワンピースに夢中になってしまい、そればかり着ていて、他の洋服を着なくなってしまったので、新たに洋服を買うということがなくなってきたから。

・・ファッション雑誌も読まなくなったなあ・・

とはいえ、手仕事一点もののウクライナワンピースは、一期一会。
気に入ったものと出会ってしまうと、ついつい買ってしまって、これはこれで、マズイ。
・・・かなりマズイ。

手紡ぎ、手織りの100年近い時に洗われたしなやかで丈夫な麻や綿の生地、細かいギャザー、布の目数を数えて緻密に成された細かい刺繍やレースの技法・・

何より着心地がよく、とても気持ち良く過ごせます。

こんなに素敵な手仕事の優れものなのに、大量生産の工業製品的な現代のやや高級なワンピースよりも、ずっと安い。

もちろん、カジュアルなので、きちんとした時対応のための、他の洋服もちゃんと残しているけれど、そうした場に出ることも減っているので、もう殆ど毎日、ウクライナワンピースで過しています。

そんな中、先週の週末、クローゼット整理をしていて、発掘したのは、ラムスウェードのスカートとジャンプスーツ。

スカートは結婚してすぐだから32年前、ジャンプスーツに至ってはミュンヘン留学中だから37年前。

いずれもセールで90%オフで入手した高級品で、本当にしなやかな風合いの上質スウェードです。

物持ちが良いのにも程がある、といったところですが、どちらも20年前までは大活躍していたお気に入り。

その後、どちらもサイズアウトしたものの、「痩せたら着よう」と保管してありました。

でも、多分今5キロ痩せたとしても、もう無理。
ということは、今後、余程の奇跡が起きない限りは無理。

ようやく諦めがついて、細かく切ってフルートを拭くセーム革の代わりにでもしようかな、と思い、広げて眺めているうちに閃きました。

スカートはベルト部分と裏地を取って、周囲を両面テープで止めただけ。



かなりかっこいいストールとなりました。
しなやかで、軽くて、暖かい。



ウクライナワンピースにも合いそうです。

ジャンプスーツは、丁度上下に縫い目があったので、そこの糸を切り離しただけ。
短めのトップスは、前を開けて、カーディガン風に使うことに。



パンツ部分もスナップを付けて使用可に。

寒くなったら、ワンピースの下に履いてブーツインするのにも良い。



・・・

現場監督猫のピピはもちろん、すぐに「何してるにゃ?」とチェックしにやってきます。

「猫背」のシルエットが中々素敵です。



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