Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

入院日記・その1

2009-05-04 10:52:11 | 卵巣嚢腫

宣言通り、今回の手術&入院についてブログのネタにいたします。
まずは手術に至るまでの経過をお話しましょう。

4月18日(土)に揚物を満腹食べてしまい、
夜中に吐き気で目が覚めて、嘔吐まではしませんでしたが下痢をして寝ました

翌朝、なんとなく腰に痛みを覚えましたが行動に支障があるほどではなく、
特に気にせずに朝食を取りましたが、食欲がなく御飯はお茶碗半分程度だけでした。
それから午前中は普段通りに過ごしましたが、
昼食を食べてる最中に腰に激痛が走り、そのままソファに横になりました。
あまりの痛さにソファから転げ落ちて(今思えばこのときに捻転したのかも?)
そのままベッドに直行しました。
2時間ほど眠りましたが横になると腰が痛いので
ソファで体育座りをしてずっと休んでいました。

夕飯になってもまだ痛みは続いていて、
食欲も戻らず2~3口食べると吐き気を催したのですぐ食事も中止しました。

夜はなんとか眠れて(膝の裏にクッションを挟んで膝を曲げて寝ました)
翌朝もなんとか動けるほどだったし、ちょっと外せない打ち合わせがあったので
月曜日はとりあえず出勤することに。ただ相変わらず食欲はありませんでした。

仕事中もずっと腰が痛くてさすりながら仕事していてあまりはかどらず、
とりあえず目的の打ち合わせだけ一応出席して、
お昼にバウムクーヘン(本当はカステラが良かったのですが売ってなかったので)
をなんとか一切れ食べて、残務処理をして午後2時ごろに早退しました。

家に帰る頃には痛みが腰から右下腹部に移動していました。
体育座りをしてさすると大分よくなりましたが、
痛みのピーク時には本当に今まで感じたことがないほどの激痛で、
救急車を呼ぼうかと思いましたが痛みに波があって、
おさまると全く痛みを感じないので救急車は見送って、翌日病院に行くことにしました。

4月21日(火)。朝起きてまずネットでエコーのある病院を探しました。
幸い車で15分ほどの場所に湘南中央病院というのがあったので
そこに行くことにしました。病院には10時頃着きましたが
外来は黒山の人だかりで結局3時間ほど待たされました
運の悪いことに、この日の内科の先生は2人とも呼吸器専門で、
大丈夫かな?と思いつつ診察を受けました。
痛みの場所や感じ方から、「盲腸ではなさそうだけど・・・」と言われ、
でも何なのか診断がつかなそうだったので血液検査と尿検査を受けました。
その結果、炎症反応は出ていないので、おそらく急性胃腸炎だろう
ということで、胃腸薬2種類と、ポカリよりも強い栄養ドリンクをもらって帰りました。
今思えば、このときに一応エコーをとってくださいと頼んでおけばよかった・・・

薬が3日分出て、1種類は食欲回復の薬だったので、
木曜日にはお茶碗半分ほどのお粥を食べられるようになりましたが、
まだ若干痛みが続いていて食欲も完全には戻らなかったので、
もう一度薬をもらうために4月24日(金)にもう一度病院に行きました。

この日は消化器内科の先生がいたので迷わずそちらを受診しました。
時間も午前外来の締め切りギリギリに行きましたが、
やはり2時間ほど待たされました。

診察室に入って痛みを訴えるとすぐベッドに横になるよう言われ、触診を受けます。
右下腹部がちょっと膨らんでいて、ひどい便秘でこのような症状がある、と言われます。
確かに土曜の夜中に下痢をして以来ずっと排便がなかったのですが、
この日の朝にようやく便が出たといったら「ごまかしてるのかも」とのこと。
普段から若干便秘勝ちなので、便秘であるという前提で、
腸に詰まった便を動かすべく先生が強力なマッサージを施します。
これがかなりの激痛でした
「随分しつこいですねぇ」と先生もお手上げで、
まずはエコーをとってみて、便秘だったら強力な下剤を飲もうということになりましたが、
あいにく午前中は別の検査の予約が入っていたので代わりにCT検査を受けることに。
着替えて検査台に横になり、点滴で造影剤を入れるのですが、
左腕で2箇所ほど試しても入らなかったので結局右腕になって、
もう両腕が針穴だらけになりました
このときちょっと尿意を感じ始めていて、造影剤が入った途端に
下腹部周辺が熱くなったので「もしかして漏らした」と一瞬あせりましたが
造影剤を入れたことによる影響で、漏らしたわけじゃなく一安心でした(笑)

CT検査を終えて、結果が出るまでまた診察室の前で待ちます。
少し時間が経って診察室に呼ばれて中に入りました。
先生の顔が神妙で、どうやら便秘ではなさそうでした。
一緒にCTの画像を見ながら先生の説明を受けます。

「右側の卵巣にね、大きな腫瘍ができているんですよ。
しかもその中にね、歯か何か硬いものが入ってるみたいです。」

詳しく聞いてみると、元々卵巣は胎児の元ができるところなので、
腫瘍ができてその中に髪の毛とか歯ができることが結構多くあるとのこと。
「これは早く手術して摘出しないといけないですね。
ここには設備がないので、婦人科で手術のできる病院をすぐ探しますね」
と、急遽病院探しが始まってしまいました。

腫瘍?手術??

急性胃腸炎→強力な便秘から一気に深刻な状況に変わり、
その変化にちょっとついていけなくなりました。
検査が終わった頃だろうとちょうど母が迎えにきてくれて、
状況を説明すると母も「手術!?」とビックリ仰天です。

気がつけばもう午後の診察の時間になってしまいましたが
時間を延長して対応してくれました。

ようやく病院が見つかって、母と一緒に診察室でもう一度病状の説明を受けます。
「恐らく卵巣嚢腫茎捻転でしょう」と言われ、
「多分手術になると思いますが、詳しくは専門の先生に診てもらってください」とのこと。
母が「腫瘍ですか」と反応したら、「CTを見る限りきれいなので良性だと思いますよ」
と言われましたが、「悪性=癌」ということを思い出し、
ようやく自分が置かれている状況の深刻さを認識しました。

本当は家から一番近い藤沢の市民病院が良かったのですが、
空きがないということで断られてしまい、家から車で30分(でも渋滞が多いので実質約1時間)
茅ヶ崎徳洲会総合病院の先生が今すぐ見てくれるということで
急遽茅ヶ崎の病院に向かいました

~つづく~


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2 コメント

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メモでもとってたのか? (mina)
2009-05-04 23:11:34
というようなスリリングな経過でこちらまで痛くなってきちゃいます。
調子悪い最中記録でもつけていたのか?
ブロガーってやつわww


ところで気になることが2点

あまりの痛さにソファから転げ落ちて(今思えばこのときに捻転したのかも?)

卵巣って、こんな感じで捻転しちゃうの~?
そもそも臓器の捻転という現象が理解しにくいい。

揚げ物はどう関わってるのかな。
消化不良で腸にとどまって圧迫してたのかな?
や、逆か。卵巣が腫れてて腸が機能不全になってたのかな。

あ、商売柄こういうことが気になる質なもので
アンサーはお気遣いなく…。
商売柄といっても全く関係ないんだけどさ

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>mina様 (plazademontes)
2009-05-05 10:41:45
ブログの為とは言え、さすがにメモを取る時間はなかったよ(笑)
勉強以外の記憶力はいいのでブログは書き安くて助かってるけど!

捻転はどのタイミングでなったのか分からないけど、家族が言うには「絶対あの時のた打ち回ったからだ!」とのことでした。あとは、脚を組むクセがあるからそのせいもあるのかな?

>卵巣が腫れてて腸が機能不全になってたのかな。
というのがどうも正解らしいです。圧迫されてちゃんと機能していなかったらしい。去年から妙に胃を壊しやすくなって「年か?」と思ってたんだけど、腫瘍ができていたんだね~。いや~ビックリでした
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