大分前に読んでそのままほったらかしにしていた海堂作品最新文庫・その1。
ブラックペアン1988の続編で、ブラックペアンの2年後を描いたお話。
主人公は引き続き世良君で、
天城雪彦という、海堂作品ではおなじみの破天荒キャラが登場し、
桜宮にハートセンターを設立する途上の物語を描いた作品。
いつものように文章にリズムがあってとても読みやすいので、
短期間に何度でも読み返せる作品。
海堂作品はどれもが少しずつつながりを持っているので、
「この人がこの後ああなるのか」とか色々とその後やその昔の話をチェックして
作品の世界を奥深く堪能することができます
細かい感想は省きますが、これとほぼ同じタイミングで文庫化された
田口・白鳥シリーズの最新刊「アリアドネの弾丸」も、
この話と結構深い結びつきを持っていたので、
詳しくはアリアドネの記事に感想を載せます
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ブレイズメス1990 (講談社文庫) | |
海堂 尊 | |
講談社 |
またよろしくです♪