Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

スペイン旅行記:ホームステイ開始編

2008-11-25 08:43:50 | スペイン旅行記

2月22日(日)は午前中自由行動で、午後にホームステイ先に向かう予定でした。
7:30に起床、8:00に朝食を取り、9:00にマドリッド観光に出発します。

まずはホテル周辺をぶらぶらと散歩した後、
ホテルに戻ってチェックアウトをしてスーツケースをフロントに預けてから
タクシーでAtocha(アトーチャ)駅に向かいました。
タクシーは料金をボラれないようにというガイドブックの指示通りに
予め料金を確認してから乗り込みましたが
とても親切な運転手さんで駅に着いたら記念に写真撮影をしました
因みにホテルから5~10分の距離で料金は600Ptsでした。

アトーチャからは徒歩でMuseo Reina Sofia(ソフィア王妃美術館)へ。

 


途中でこんな素敵な建物を発見し、なんだろう?と地図で確認したら
なんと農林水産省でした
お役所の建物がこんなに素敵だなんてとカルチャーショックを受けました。

美術館は日曜日だったので入場が無料でした。
プラド美術館と同様に手荷物検査後に荷物を預け、
中学の美術で習って以来大好きだったピカソのゲルニカを観に行きました。
壁一杯の超特大カンバスに描かれたその絵は大迫力で、
しばらく言葉もなくその場に立ち尽くして眺めていました。
途中で日本人ツアーご一行様がやってきたので
ガイドさんの説明に耳をそばだててタダで説明を聞いてしまいました

美術館を堪能した後はランチタイム。
すぐ近くのマクドナルドに入って、メニューの看板を指差して注文します。
が、全然通じなくて、Pollo(チキン)が食べたかったのに出てきたのは
ビックマックでした・・・
ジャケットを脱いだときに床にカメラを落としてしまい、
壊れていないかチェックしてから着席したら、お隣のおじさんが
トントンと机をノックしてきました。何かな?と思ったら、
カメラのレンズカバーが外れていてそれを拾ってくれたのでした。
外国はドロボウばかりだとガイドブックに脅されていたので、
なんて親切な人なんだろうと感動したのですが、
興奮のあまり、しっかりしたお礼を言えずにとても後悔しました

 


マックを出て、生まれて初めて2両連結バスを目撃

次は、有名なレティーロ公園の近くにある小さな公園に立ち寄ります。

 


ベンチに座って休憩していたら目の前に大きなリスが
慌ててシャッターを切りました。

その後メトロでホテルに戻り、全員集合してバスで出発。
行き先は、これから1ヶ月間暮らすことになるAlcala de Henares(アルカラ・デ・エナレス)。
アルカラ大学を中心とする大学都市で、
これからの1ヶ月間はアルカラ大学で語学研修を受けながらホームステイを体験します。

アルカラに向かうバスの車窓からオリーブ畑が見えました。
ナカザワさんの説明によると、収穫期には地方から出稼ぎ労働者がやってくるそうで、
ワンシーズンの労働で1年暮らせるお金を稼げると聞いてビックリしました

そしてバスはアルカラの中心地セルバンテス広場に到着
予定よりも早く着いたので、家族の皆さんが到着するまでしばらくバスの中で待機。
皆がどんな家族かと緊張するなか、私は疲労のためか緊張を感じることなく
リラックスしてご対面のときを迎えました。

名前を呼ばれてバスを降りると、想像以上に若いお母さんが私を待っていました。
同じ方面の数組と途中まで一緒に帰りました。
道中ジェスチャーで「cerca(セルカ)、lejo(レホ)」と説明してくれますが
何のことやらちんぷんかんぷん。
困っていたらイスパ科2年のSayakaさんがセルカ=近いと教えてくれて、
ようやく大学から家が近いと説明してくれていることが判明しました
その後皆と別れてこれから暮らすことになるマンションへ。
オートロックのマンションの入り方を教わってからエレベーターでお宅に向かいます。
ドアに入ると50歳くらいの女性が笑顔で迎えてくれました
この女性がお世話になるお宅のMadre(マドレ=お母さん)でJuani(フアニ)といって、
広場まで迎えに来てくれたのは娘のRaquel(ラケル)でした。

 


こちらがラケル。隣のパネルは彼女の幼少時代。
とっても美人で優しいお姉さんでした

 


そしてフアニがこちら。
とっても早口だけど面倒見が良くて本当の娘のように接してくれました。
因みに上の写真はマンションのエントランスです。

 


コチラが1ヶ月間私の部屋となったラケルのお部屋。
私が滞在中、ラケルはフアニと一緒に主寝室で寝ていました。

部屋で荷解きをしてから居間に向かいます。
母に託されたお土産を山ほど渡すと驚きながらも喜んでくれました。
途中でフアニの妹のRosa(ロサ)とそこにステイする短大組のジュンコがやってきて
しばらくみんなで会話しました。
辞書を片手に苦労しながらもなんとか意思の疎通が出来ました。
途中でラケルが恋人のPaco(パコ)とデートをするために外出しましたが、
おめかししたその姿が美しすぎて最初は誰だかわかりませんでした
ロサとジュンコが帰った後も少しフアニと話をして、
21:00に極細パスタ入りのコンソメスープとパンで軽い夕食をとり
(スペイン人は昼が重くて、夜は遅い時間に軽いメニューを取ります)
22:30に入浴して23:30に就寝しました。

この日に覚えたのは、私があげたお土産と私が着ていたパジャマに対して言われた
「bonito(ボニート)」という言葉。英語だとniceでしょうか。

 


こちらがバス&トイレ。
青を基調としてすごくキレイでした
日本から持ってきたバスタオルをお土産において帰ったら
Muy bonita(とっても素敵)!といってとても気に入ってくれました

 


こちらはリビング・ダイニングにあるテーブル。
夕飯はいつもここで食べていました。
その後、この背後にあるソファーでテレビを見ることが多かったです。

 


こちらはキッチンのテーブル。朝食と昼食はここです。
フアニはとても料理上手でどのメニューも美味しかったですが、
私の一番のお気に入りはトルティージャです
町のレストランで食べたものよりも数倍美味しかった
ガラスのお皿に入っているのはベルドゥーラ=野菜炒めです。

明日からはいよいよ語学研修が始まります



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