いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

95.「ミンケパットさんと小鳥たち」 ウルスラ・ジェナジーノ作 ヨゼフ・ウィルコン絵 いずみちほこ訳

2005-12-30 01:29:25 | 絵本
ミンケパットさんと小鳥たちセーラー出版このアイテムの詳細を見る とてもいい雰囲気の優しい絵。人物や建物もいいが、小鳥たちがとても可愛い。簡単な線で描かれているのに、小鳥の特徴がそれぞれよく出ていると思う。 一人暮らしの少し風変わりな男の人ミンケパットさんが、野鳥の世話をするうちにだんだんと小鳥の言葉がわかるようになり、そのさえずりをピアノで弾けるようになる。ミンケパットさんの住む屋根裏部屋には、 . . . 本文を読む
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94.「コッケモーモー!」 ジュリエット・ダラス=コンテ文 アリソン・バートレット絵 たなかあきこ訳

2005-12-29 02:39:25 | 絵本
コッケモーモー!徳間書店このアイテムの詳細を見る はっきりした色の絵。画材は何だろう。油彩か水彩かわからないが、描いた後でスクラッチみたいに絵の具を削り取ったりして、面白い。ただ、色がはっきりしすぎて、目がチカチカしてしまう。 内容は、鳴き方を忘れたオンドリが、めちゃくちゃな鳴き声のままキツネを追い払い、みんなにほめてもらったら、鳴き方を思い出したという簡単な話。 っが、このキツネの顔は変。絶 . . . 本文を読む
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93.「おばけ まほうにかかる」 ジャック・デュケノワ作 大澤晶訳

2005-12-29 02:29:58 | 絵本
おばけ まほうにかかるほるぷ出版このアイテムの詳細を見る この作者さんの「おばけ」シリーズは大好きで、もう何冊か読んでいる。いつも4人のおばけ、アンリ、リュシー、ジョルジュ、エドワールが出てくるのだが、リュシーが女の子だということは初めて知った。勝手にみんな男の子だと思い込んでいた。 そのリュシーが魔女の魔法にかかってしまう。でも他の3人もそのことに気づいて、ちゃんと後をつけているということに、 . . . 本文を読む
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92.「帰ってきたおとうさんはウルトラマン」 みやにしたつや作

2005-12-29 02:21:44 | 絵本
帰ってきたおとうさんはウルトラマン学習研究社このアイテムの詳細を見る 表紙がたまらん。ウルトラマンの方ではない。私はバルタン星人のファンなのだ。 この絵本の冒頭に書いてある言葉がいい。「ウルトラマンにはウルトラマンの正しさがある。バルタン星人にはバルタン星人の優しさがある。ぼくにはぼくの愛しかたがある……」 しかし何だな、この絵本でもバルタン星人はやっぱり弱いな。そしてやっぱりなんか間が抜けて . . . 本文を読む
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91.「わすれんぼうのはりねずみ」 竹下文子文 ミヤハラヨウコ絵

2005-12-29 02:09:56 | 絵本
わすれんぼうのはりねずみあかね書房このアイテムの詳細を見る この表紙を見たら借りないわけにはいかんだろう。どーよ、このすっとぼけた表情は。裏表紙の丸まっているハリネズミもたいへんに可愛い。 はりねずみのハリーはわすれんぼうで、自分の名前(アーノルド・アレキサンダー・スプリッグス)が長すぎて覚えられず、「もうハリーでいいや」と両親にあきらめられている。はじめから、もっと覚えやすい名前をつけたらんか . . . 本文を読む
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90.「ねんどぼうや」ミラ・ギンズバーグ文 ジョス・A・スミス絵 覚和歌子訳 

2005-12-29 02:00:11 | 絵本
ねんどぼうや徳間書店このアイテムの詳細を見る 絵がすごく上手いと思う。特に細かいもの。最初の方のページに描かれているアイリス(違うかな)とか、カーテンの柄、レースのテーブルクロスやなんかが物凄くよく描けている。 どちらかというと、人間より動物の方が上手く描けていて、犬やアヒルの怯えた表情が、マンガっぽいけどすごくいいなと思う。ねんどぼうやはちっとも可愛くなく、特に大きくなった彼は、非常におぞまし . . . 本文を読む
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89.「なわとび」 加藤由(かとうゆう)作

2005-12-29 01:35:44 | 絵本
なわとび新風舎このアイテムの詳細を見る デザインっぽい絵柄で、表紙に亀が描いてあったのでついつい借りる。でも何となく色とか形とかが、今一つあか抜けない感じがするが……と思ったら新風舎の本だった。いや、偏見なのかもしらんが。前に読んだ本でダメージくらったので、おそらくその後遺症かと。 内容は、いろいろな生物(宇宙人を含む)が長縄跳びをするというだけの話。でもけっこう工夫がされている。 しかし私は . . . 本文を読む
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88.「3びきのぶたたち」 ディヴィッド・ウィーズナー作 江國香織訳

2005-12-29 01:16:15 | 絵本
3びきのぶたたちBL出版このアイテムの詳細を見る この作者さんの絵本はどれも面白いし、また絵がとても上手い。でも、この絵本はこれまで読んだ他の絵本とは、少し違う画風で描かれているところもあって、そこがまたよく出来ているなあと思う。 絵本の中から逃げ出した途端にリアルな感じになって描かれているぶたたち。バラバラになったページを折って紙飛行機を作り飛び回る。背景も何もない真っ白な世界。 他の絵本の . . . 本文を読む
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87.「だれのパンツ」 斉藤洋作 森田みちよ絵

2005-10-04 23:35:12 | 絵本
だれのパンツ佼成出版社このアイテムの詳細を見るこの表紙のペンギンの絵が可愛くて、ついつい借りる。 誰も彼もにパンツをはかせているのだが、人魚のパンツってこれでいいのかとか、竜から虎にいくときにちょっと無理がないかいとか、わしのパンツってカッコ悪いがでも飛びながらはくのかいとか、オチも一つ手前ですでにわかってしまったのだけれど、表紙と裏表紙も「だれのパンツ」という質問とその答えになっていて、それが . . . 本文を読む
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86.「すみっこのおばけ」 武田美穂作

2005-10-04 23:22:05 | 絵本
すみっこのおばけポプラ社このアイテムの詳細を見る机の下に住んでいる小さなおばけの話。このおばけ、他の人には見えなくて、でも主人公の心の支えになっているというところが、五味太郎さんの「ぞうがいます」やバーニンガムさんの「ALDO わたしだけのひみつのともだち」とよく似ている。 子どもには(大人にも)こういうおばけみたいなのが必要だよな。小さい頃に1人でごっこ遊びしてるときって、自分と自分以外の誰か . . . 本文を読む
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