☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

大聖師御講義 『 続々甘露の法雨 』 第 四十六 話

2015-11-09 23:12:55 | 今日の光明法語

天使つづいて説きたまう。
家庭の争い、
嫉妬、
憎悪、
復讐、
憤怒の念(こころ) ―
全ての悪念は 健康の恢復(かいふく)を妨(さまた)ぐるなり。
若(も)し かかる悪感情 起(おこ)らば
速(すみや)かに 「 神の子 ・ 人間 」 に 本来 かかる悪感情 無しと観じて、
かかる悪感情を断ち切るべし。


『 生命の實相 』 を読み、人間は “ 神の子 ” であって、本来完全円満であるから
病気は無いという “ 実相哲学 ” が理解できたつもりでいるのに、
どういうものか病気が治らないで悩んでいる人があります。

こんな場合には、家庭の内部に人間関係で 不調和 が ありはしないかを
脚下照顧(きゃっかしょうこ)し、反省し、家庭内に暗黙のうちに争いの精神状態 又は、
嫉妬(しっと)、憎悪(ぞうお)、復讐(ふくしゅう)、憤怒(ふんぬ)
その他 いろいろの反感や逆念やが もしあれば、それを解消するために、
もし自分が あやまった方がよいと思うならば、素直にあやまり、互いに打ち融(と)けて
感謝し合い、調和 の心境に、家族中が なることが出来れば、その病気は消えてしまうのであります。

爰(ここ)に、 「 家庭の争い、嫉妬、憎悪、復讐、憤怒の念(こころ)― 全ての悪念は
健康の恢復を妨ぐるなり 」 と示されているのは そのためであります。

何故 これらの悪念が家庭に わだかまっていますと、 「 人間 ・ 神の子 」 の真理が
わかっていながら、病気が治らないかと言いますと、
本当に自分が “ 神の子 ” だと悟れているならば、嫉妬や、憎しみや、恨みや、怒りや、
悲しみや、口惜(くや)しさなどの感情が 起る筈はないのであります。

そんな不浄な悪感情や悪想念が起るのは、 “ 人間 ・ 神の子 ” の真理が、
頭脳(あたま)の表面(うわつら)では わかっていましても、
潜在意識の底の底まで 全身全霊をもって “ 人間 ・ 神の子 ” の真理を自覚し得て
いないからであります。

それに “ 人間 ・ 神の子 ” の真理を頭脳(あたま)で理解していましても、憎しみや、
争いや、恨み、悲しみ 又は 不平 等(など)の感情がありますと、
現象世界というものは、心の所現でありますから、その心の通りの形が 肉体や環境に
あらわれて来るのは当然なのであります。

だから心の中に、不平や怒りの “ 心の固まり ” が出来ますと、その感情を長くもち続けますと、
やがて それが肉体に具象化して、肉体に癌とか腫瘍とかの固塊(かたまり)があらわれて
来るのであります。

だから そんな病気があらわれていましたら、 『 生命の實相 』 をよく読んで
「 人間 本来、病いなし 」 の真理を 尚 一層 知ると同時に、
“ 本来ない ” ところの病いが あらわれているのは、「 自分の心の反映(かげ)」 であると知り、

心を一変して 心に感謝 の念を満たし、教えを真剣に行(ぎょう)ずるようにすると、
本来 無い病いなのだから、 “ 無 ” の実相をあらわして 消えてしまうのであります。 ・・・・・

次の体験談をよく読んで、人間 ・ 神の子の真理を悟ると同時に、自分の心を変えることが
必要だということを悟って頂きたいのであります。


大聖師御講義 『 続々甘露の法雨 』 ( 677頁 ~ 680頁 ) 谷 口 雅 春 先 生 著 
谷 口 清 超 先 生 編 纂
谷口雅春大聖師 御生誕 百年記念出版





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