ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

中学生以来の金と銀

2011-06-06 | ふらっとお出かけ

ぶらり京都も何年めだろうか。

今回は、あえて行っていなかった2つの超有名なお寺へ。
中学の修学旅行以来の「金閣寺」「銀閣寺」
いつも学生や外国人やらの団体さんで混んでいるのであえて避けていて、行くタイミングを考えていたら銀閣寺が長い工事期間に入って…。
できれば2つともじっくり見たかったので、梅雨時期で観光客も少なめな平日に一気に両方見学!


銀閣寺。正式名は慈照寺。

学生のときには持ち合わせていなかった感性で境内を眺めて歩いてみると、ここをつくった足利義政のセンスの良さにあらためて感心した。
政治家としてはダメダメだった彼の、芸術に対する思い入れはすごかったようです。
有名な観音堂、苔のきれいな庭園、お茶のための水場など、日本人の美意識である「わび、さび」の原点をここに見たって感じ。
江戸時代に庭などかなり改修したようだけどね。








← 目に留まった手水鉢(ちょうずばち)




展望台から見るお寺の全景と京都の町が見事だった。
学生相手にガイドをしていたおじさまが、対になる金閣寺の方向を指して「北山の大の字が見えるのがわかる?」とおしえてくれた。
かすんだ景色の中、大の字確認。このあと訪れる場所だ。


その金閣寺。正式名は鹿苑寺。


やりたい放題の将軍、足利義満が建てた建物。義満は義政のおじいさん。

「ここまでキンキラキンだったっけ?」
と思っていたら、20年くらい前に塗りなおして(しかも厚塗り)いたんだね。なるほど、記憶とちがうわけだ。
舎利殿は鳳凰までもまぶしかった。








茶室← 山の上にある茶室(夕佳亭)は品がいいなと思ったら、これは江戸時代の作品だった。

窓が三角っていうのが珍しい気がする。なんかかわいい。



しかし、遠足や修学旅行生はやっぱり多かったね。
さすが世界遺産。



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