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おもしろアートで土木を考える

2016-08-31 | アート鑑賞

東京ミッドタウン内の21_21DESIGN SIGHTで開催中の「土木展」
チケットが手に入ったので行ってきた。
なんと、館内は写真撮影オールOKでした!

これは渋谷駅の解体図。

駅周辺を透視化したもので、建物の構造と人々の流れが細かく描かれている。
何かの資料かと思いきや、そうではないとのこと。新宿駅と東京駅のもあった。
見ていて全然飽きなかったよ。

人孔(ひとあな)は、本物のマンホールに入れる体験型。
一緒に行った相方もヘルメットを被って記念撮影。顔は修正済み(笑)

砂を掘ったり山にしたりして、投影された等高線や水たまりを動かす作品。
これは、つい夢中になってしまった。

他にも、
昭和の工事映像に合わせて、工事現場の音で作ったラヴェルのボレロが流れる「土木オーケストラ」や、
迫力ある重機の写真の展示、食品サンプル集「ダムカレー」など、興味深いものばかりだった。


土木の発展とその技術を知ることができた企画展。
今の世の中、道路や鉄道、水道に電気にインターネットなど、あたりまえのようにインフラが整っている。
正直、自然を切り崩す作業などには、複雑な気持ちを抱くときもあるが、生活や災害への備えにつながる工事は必要なのも事実。
環境や歴史を考慮した土木の未来に期待したいね。



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