ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

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ごめん、映画のほうを観たくなった 四季版WSS感想

2016-04-09 | ライブ(芝居など)

この作品、以前観たのはいつだっけ?
…と思ってチケットファイルを調べたら、95年の日生劇場だった。21年前!
トニーは石丸幹二さん、マリアは堀内敬子さんだったと思う。
でも、あのときは仕事半分だったのと、演出もほとんど忘れてるので、新鮮な気持ちで観られた。


劇団四季ミュージカル「ウェストサイド物語」
2016/4/2 昼 四季劇場[秋]

<メインキャスト>

リフ 上川 一哉
トニー 神永 東吾
マリア 山本 沙衣
アニタ 相原 茜
ベルナルド 萩原 隆匡
チノ 林 晃平


舞台は1950年代のニューヨーク。
ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ移民の若者たちの対立と、その抗争の犠牲になる男女の悲しい恋の話。
エネルギーに満ちたダンスと、レナード・バーンスタインの曲が魅力的な作品なんだけど、現代にもつながるさまざまな差別などの社会問題を描いているので、内容は重い。

感想としては「なんか健康的だな」というのが正直なところ。
ダンスとか素晴らしくて見事なんだけど、なんだろう、あまり胸に迫ってくるものがなかった。
21年前も同じような印象だったっけ? うーん…
自分が10代のときにTVで観た映画版「ウェストサイドストーリー」と比べてはいけないんだろうけど、社会から見捨てられた彼らの内面の熱い想いが、この舞台では今ひとつ感じられなかったんだよね。

そんな中でも「すごいな、いいな」と思ったものメモ

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・生オケだった!やっぱり生演奏でのミュージカルはうれしい
・神永トニーと山本マリアの歌のうまさ(セリフはたまに「?」だったけど、歌はよかった)
・難しい役どころのアニタをきっちり演じた相原さん
・圧巻だった体育館のダンス合戦。Mambo! 
・名曲Tonightの五重奏の演出の美しさ

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観劇後は新橋へ。
一緒に観劇した友人と、"あの店"の"ビストロ"しかも"はなれ"で4時台から乾杯♪
おいしかったなー。もう少しゆっくりしたかったなー。



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