「ふるふる うたの旅日記」
星降る 時経(ときふ)る 都古(みやこふ)る
袖振る 魂震(たまふ)る
うたは 奮(ふ)る ふる……
写真左上が…
読経すると、あまりの声の良さに周りの皆が寝てしまうという特技を持ち
住職に読経を禁じられ、修行に出された純真無垢な修行僧の「日古(ヒコ)」
写真右上が…
旅の遊芸人を隠れ蓑に、娘ごに変身したりしながら盗みを働く「活流(イクル)」
口も達者で手くせも悪く、平気でウソもつくが…笛の名手でもある
写真真ん中が…
「日古」に間違って憑いてしまった幽霊の「おぼろ式部」
どうやら記憶喪失らしく、本当は誰にどんな理由で憑くために
この世に舞い戻ったのか、どうしても思い出せない
この三人組みが、ひょんな事から知り合いになり
一緒に旅をすることとなる
世間知らずの「日古」を放ってはいけない「活流」なのだが…
「活流」の手癖の悪さが事件を招きよせる
そんな「活流」を真っ当な人間にしようと努力する「日古」
純真で仏一筋の「日古」に何かを思い出せそうな「おぼろ式部」
「活流」とは犬猿の仲だが緩衝材の「日古」を間に楽しく旅は続く
ってなお話でございまする~~
「大正浪漫探偵譚 千歳の再開」
この大正浪漫探偵譚は「風に羽衣」「見返り美人」「四十七文字」と
この「千歳の再開」で四巻発行されておりまする…っと思います(笑)
全部読んだのですが…手元には「千歳の再開」しか残っておりません
BOOで探すしかなさそうです
このシリーズもこの「千歳の再開」で「完」っとなってしまいました
大好きなシリーズだけに残念です
夫・「森山佳央里」と妻・「結衣」
最初のお話では「結衣」は、数えで19歳!
その「結衣」も今回は34歳2児の母となっておりました
このお話はミステリイ&探偵譚の一話完結物語となっております
主人公の「森山夫婦」は行く先々で何故か事件に巻き込まれてしまうという
特異体質の持ち主(たいがいの探偵さんは…この手の特異体質だが…笑)
危ないこと、不思議なことに首を突っ込まずにはいられない「結衣」と
沈着冷静な夫、「佳央里」まったくもって良いコンビであります
物語は15年間しかなかった「大正時代」に終始しています
改革と激動の明治と、戦争と復興、開発の昭和に挟まれた
たった15年のアンニュイな「大正時代」らしい物語だと思います
物語の中で主人公たちが成長しているので
四巻で完結するのも解るような気がします(笑)
これ以上続ければタイトルの「大正浪漫探偵譚」を「昭和浪漫探偵譚」っと
変更しなければなりませんもんね
「昭和」に「浪漫」は似合いませんから…(ハハハハハ)
「完結」っと銘打っている本巻ですが…
他の3巻に比べると少々話しの内容に勢いが無かったような気がします
「完結らしさ」に欠けているせいでしょうか
本当にこれで完結かい?っと思うような本書です(笑)
さて作者の木原敏江さん通称「ドジさま」はデビューが1969年
「アンジェリク」「摩利と新吾」「夢の碑」など数々の作品がありますが
デビューの頃の「別冊マーガレット」作品は殆ど読んでいます(笑)
少し大人の「セブンティーン」作品は殆ど読んでいない状態です
その後、「花とゆめ」「プリンセス」「LaLa」は私の10代の頃の愛読書ですので
全て読んでおります(笑)
彼女の作品で一番印象に残っているのは「アンジェリク」
主人公の「アンジェリク」の波乱万丈の人生。
宮廷あり、舞踏会あり、海賊あり、三人の男との恋がありっと
これぞ「少女漫画の王道」ってな作品でした
この「アンジェリク」あたりの作品から
木原さんの漫画には「不屈な精神」のような物が流れ始めます
普通なら乗り越えられずに自ら死を選んでしまうような出来事が起こっても
必ず笑って立ち上がる素晴らしい根性を持った主人公が居るのです
ココに私が未だに木原作品を愛する由縁があります
どんな悲惨な内容でもナゼか元気が出る作品ばかりです(笑)
機会がありましたら何か一つ、読んでみて下さい~
大人には「夢の碑」なんぞがオススメですよ~
そうそう!!
木原さんの描く漫画は殿方は妖しいほどに見目麗しく、生命力がはかなげなのに、女性はみんな生命力に溢れて元気なのが魅力なのよね~
困難も踏みしだいて、自分の力で道を開いていくというか(笑)
あれ?満天さんに通じる部分があるかも?(笑)
このシリーズは自分で気に入って買い集めたものなので今回で完結なのはなんか寂しい~
また時間を置いて再開してくれないかしら?
オバちゃんになっても可愛い結衣ちゃんとロマンスグレーになった佳央里さんを見てみたいわ~
>少女漫画の王道
お笑いブログの王道をいってます(あれ私の認識が少し違っていますか・・汗
ココに私が満天ブログを愛する由縁があります(笑)
ひとつ消して頂くと幸いです
ヒコです。
坊さんではありませんが。
私にも誰かが取り憑いているかも~
色んな人と旅をするのは楽しいだろうなぁ。
見ず知らずの人と・・・。
そんな勇気なんてナイケド。。。
もともと絵柄があまり好きでなかったので まりしん も最近まで読んでなかったくらいで、晩稲 おくて のファンですね。その絵も まりしん の頃のが一番好きで、最近の柔らかい絵柄は嫌いじゃないけど好きでもないって感じで…。
すいませんこの人のお話は好きです。女の子しっかりしているよね。「杖と翼」 の主人公は好きで新刊買いましたっす。
「大正浪漫探偵譚」 はお借りして読みましたが、子供がませてて可愛かったような気がする。
木原作品で最初に出会ったのは
「アンジェリク」なんよ~
最初は少女チック過ぎるの~っと感じておっただが
さすがに原作がある漫画は強いの
ストーリーの波乱万丈さにのけぞったさ(笑)
次から次へ起こる出来事に
おいおいおおいおいっと毎回ハラハラドキドキ
あれは面白かった(笑)
原作とは多少違ったストーリーなんだけど
そこがまた良かっただ~
でも今見たらどうなのかな~~って思う
一回、また読んでみたい~っと思っている作品どす
主人公が私っぽい?(ブワハハハハハハ)
確かに打たれ強いがの~~~
違った意味では脳天気だと思わん?(笑)
強さってのは根本に脳天気さってのが原則あるかも?
私も血液型がA型なので緻密さも持ってるのだが
さて「いざ」って時には可なり脳天気に考える癖が
あるからな~これ北海道人特有か?
「なんとかなるっしょ」って考え…
脳天気って変換できるよね~~~(アハハハハハ)
中学の時に読書感想文コンクールってのがあっての
学校内で選んで全国大会へ行くんだが…
(覚えておる?)
あれで「路傍の石」ってのを読んで感想書いただ
作文と読書感想文には先生ウケする書き方があるで
何時もは万人受けする文を書いていたんだが
「路傍の石」には違った感銘を受けてな
マジ正直にウケを狙わずに感想を書いただ
これが問題になっての~~
「この子は心を病んでいる」っと思われたらしく
先生に色々と質問攻めにあって大変じゃった
それ以降
学校の作文と感想文ってのは気を使っただ~
絵画でも同じような事があっての
色使いにも気を使った覚えがある
これでもブログを書く時にも気を使っておるだよ
万人が見るには変わりないからの
それでも面白いっと言ってくれる作太郎さんのような
人は貴重だ!本当にありがたい。
励みになるだ~~~
残しておきたかったんだが…
断腸の思いで消しただ(ハハハハハハ)
っと言うのも…先ごろ他所のブログで
5個ばっかりコメを入れてしもうての~~
削除してくれて本当にありがたかっただ
(アハハハハハハハハ)
人に受けた恩は他の人にも循環せねばの~(笑)
この漫画読んでいる最中
ず~~~~っとヒコちゃんを思い描いておっただ
前世は坊主だったのかもよん(ガハハハハハ)
見ず知らずって言うがの
ブログで知り合った人と出会ったり
旅行へ行ったりも同じだと思うんよ
そう思わん?
私なんぞ仙台へ旅行へ行っちまった口だでの
(ブワハハハハハハハ)
文章は長く書いていると、その人柄を隠せんからの
見た目と中身が違っても
根本は普段ブログで話している通りじゃからな~
何時か一緒に旅行へ行きたいな~って思ってるよ~
その時はよろしくな~(笑)
解るわ~~~
アンジェリクなんて読んだ?
あれは摩利と新吾と同時期の作品なんだけど
それでも違う風に感じるもん(笑)
多分…摩利と新吾の背景がスッキリしてるし
服装も地味だからかな~
少女チックさが軽減されているもんね(笑)
トミーさんの摩利新好きは知っておるが…
私はどうにも最後が読めん(ハハハハハハハ)
そうなるだろうって事は薄々解っておったんだが
最後を読んだ時に私自身も乙女だったもんで(笑)
衝撃が大きかっただ~~
夜さんじゃないけど…
この点は私もハッピーエンド好きって事でやんす
でもさ~同じ流れなのにベルバラとかは平気なんよ
ドジさま作品で悲しい結末は見たくないだけかな~?
同じ24年組でも他の人の不幸作品は好きなのにね
まったく不思議な人でやんす~(笑)