僕お気に入りの漫画のひとつ「Dr.クマひげ」(全5巻 講談社)。
基本的に一話完結ものなんだけどこれがなかなか深く、そして泣かせてくれます。
この作品の根底に流れているのは情というか人間の暖かさ。
主人公の熊先生は医者としてすごい力量があるにもかかわらず大病院からの誘いをけって新宿で小さな診療所を開いている。
採算を度外視して日夜奮闘を続ける熊先生はいつの間にかこの街にとってなくてはならない存在になっていく。
親子、夫婦、恋人、友達・・・・・熊を慕ってついてきた弟子の三郎先生と型破りの刑事・田宮の三人を中心に‘大都会’新宿での様々な人間模様を描いている。
もちろん僕は医者ではないけれどこの漫画を読むたびに熊のような人間になりたいなぁって思うのです