半月ほど前、「父が倒れた」と実家にいる兄から連絡があった。
心臓がほとんど機能せずICUで人工呼吸器に繋がれているという。
急遽その日の仕事をキャンセルして帰ることに。
が、折悪しく前日の大雪の影響で新幹線の切符売り場は長蛇の列。
2時間近く待たされてようやく出発。
途中、何度か兄から「まだ着かんのか?」とTEL。
しかもその声が沈んでいる・・・
家を出て7時間、最悪の状況を覚悟しながらようやく病院に駆け込む。
父は生きていた。
いや、生かされていた。
機械によって・・・
体のあらゆるところから管を入れられ痛々しい姿の父。
でも生きていることにホっと胸をなでおろす。
容態の急変に備え、家族を代表して病院で連泊。
幸いにも翌日にうっすら意識が戻り、かろうじて意思疎通ができるようになり・・・
まだ予断を許さない状態だったが少しだけ落ち着いたのでとりあえず僕は帰京。
そうとう長引くやろなと悲観していたのだが先日「無事退院したよ」と連絡が。
まさに驚くべき回復力!
驚くべき医療のちから!
お世話になった先生方、看護師のみなさんほんとにありがとうございました。
感謝感謝です。
本人は「もう金輪際酒は飲まん!」と反省しているみたいなので勘弁してやってください(笑)