読売オンライン(社説)
原子力人材育成 原発政策に新増設も加えよ
2014年12月30日 01時12分
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20141229-OYT1T50106.html
原子力発電所を円滑に利用していくには、技術の継承が不可欠だ。
原子炉の新増設ができないままでは、訓練や活躍の場が確保できず、有能な人材は育たない。
経済産業省の有識者会議「原子力小委員会」が、原子力政策に関する中間報告書をまとめた。
委員会では、「新増設の必要性を明記すべきだ」などの声が相次いだが、報告書は、そうした意見を紹介するにとどめ、新増設の方針を打ち出さなかった。中途半端な内容と言わざるを得ない。
一方で、報告書は、新増設を行わない場合の弊害を挙げた。
米国の例を挙げ、「スリーマイル島原発事故以来、新増設を行わなかった結果、技術・人材が失われた」と指摘した。これにより、「製造技術だけでなく、原子炉のメンテナンスも、我が国に依存せざるを得なくなった」という。
原発がエネルギーの安定供給、地球温暖化対策に貢献するとも明記した。新興国では電力需要の急増に対応して原発新設が活況で、日本の技術に対する期待は大きいことも強調している。
こうした点を踏まえれば、政府は原発の新増設、建て替えへと歩を進め、資金支援制度など必要な施策を示すことが肝要である。
東京電力福島第一原発事故後、原子力分野へと進む若者は減っている。電力会社や原発関連企業も採用を絞り込んでいる。政府が明確な方針を示していないため、将来を展望できないからだろう。
東大や東工大、東北大など原子力研究の拠点大学が、文部科学省の補助を受け、今秋、福島第一原発の廃炉に必要な人材の育成に乗り出した。来年度からは、参加大学が増える見通しだ。
だが、廃炉現場で働くだけが目的では、有能な人材がどれほど集まるだろうか。福島第一原発の廃炉作業を担う人材さえ確保できない恐れがある。
福島第一原発では今月、4号機の燃料プールから燃料を取り出す作業が終了したが、これからの道のりはなお険しい。
1~3号機は汚染が激しい。4号機以上の困難が予想される。政府と東電の計画では、廃炉完了までに30~40年かかる。
強い放射線にも耐えられるロボット技術や、放射能汚染除去の新手法を開発せねばならない。
福島第一原発事故の教訓を生かし、安全性を大幅に向上させた新型の原発を建設することで、産官学に幅広い人材を育てる。そうした原子力政策を確立すべきだ。
呟き……
原発がある限り 被爆者はいなくなりません!!
原発作業員の過酷な
労働環境さえも 原発推進派達は一生 かかっても
把握しようとはしない
でしょう…
原発を放棄出来ないので
あれば 職業問わず
原発推進派全員が原発作業員をすべきだと言えます…
そんなに原発が大事なの
なら 推進派が原発の掃除をしたり 部品の交換など定期検査を自ら率先して
働くのが筋だと言えましょう……。
何せ
原発ゼロ 絶対 反対の
渡辺恒雄主筆ですから…
プロパガンダの社説だと
言えることは言うまでも
ありません!!
自分の子供や孫に原発
作業員をさせれば
いいじゃないですか?
そして 子供や孫を
被爆させれば
いいじゃないですか?
子供や孫を被爆させ
その時 初めて 原発を
推進し続けてきたことは間違いだったと後悔するのでしょうか?
原発を推進し続けるのであれば 自分の子供や孫達に原発作業員をさせるべきではないでしょうか?
自分達は現場では働かず
利益を得るだけ…
こんな理不尽で不条理な
ことはありません!!
原発を推進するだけ
推進して
自分達は 一切 何もしない
こんな卑劣な政策があるでしょうか?
今となっては
原発推進は時代遅れの
【プロパガンダ】にしか
すぎない政策だと
言えるでしょう……。
と同時に
原発推進は【異常】
すぎる
プロパガンダでしかない
とも言えるでしょう…。