中曽根元首相、産経新聞に寄稿
集団的自衛権行使を
産経新聞8月7日7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000073-san-pol
中曽根康弘元首相は6日、戦後70年にあたり産経新聞に寄稿した。集団的自衛権について、 「私の従来の立場は、名実ともに国家固有の権利として認めるものだ」として、行使を容認すべきだと主張した。その上で「自衛権は、日本の置かれた安全保障環境や国際情勢に応じ、程度も規模も時局の政策判断に依拠する」として、行使の範囲は時の政権が判断すべきだと訴えた。また「既成の考えにとらわれるあまり、 時代状況の変化との間に齟齬(そご) をきたしてはならない。既成の考えで日本国民の安全が担保されるわけでもない」として、集団的自衛権の行使を「憲法違反」などとして反対する民主党などを暗に批判した。
ただ、安全保障関連法案が11本もあることで「国民の理解を促す上で議論を分かりにくいものにしている」として、安倍晋三政権に対し国会審議で丁寧な説明を行うよう求めた。首相の靖国神社公式参拝を昭和60年8月15日の1回で終えたことについて、外交上の判断だったと改めて示すとともに、 「私的参拝を否定したわけではない」とも強調した。先の大戦について「戦争の責任は全て日本にあり全て日本が悪いという「東京裁判史観」には違和感がある」と改めて主張した。一方、 中国などアジアでの戦争は「侵略行為であったと言わざるを得ない」と振り返った。
対アジア「侵略だった」...中曽根元首相が寄稿
読売新聞8月7日3時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00050099-yom-pol
戦後70年にあたり、 中曽根康弘元首相(97) は読売新聞に寄稿した。
アジアとの戦争は「侵略戦争だった」と認め、先の大戦を「やるべからざる戦争であり、誤った戦争」と総括した。 こうした否定的な歴史を直視しなければ、近隣諸国から信頼を得ることはできないと指摘した。
戦時中は海軍に所属し、 1 982~87年に首相を務めた中曽根氏は、戦後政治とともに歩んできた宰相経験者として、寄稿の中でこの7O年間を振り返った。
先の大戦を「帝国主義的な資源や国家、民族の在り方をめぐる戦い」と評する一方、 アジア諸国の国民に対しては「侵略戦争でもあった」と言及した。特に対中国では、大隈内閣が日本の権益拡大を求めた1 915年の「対華21か条要求」以降、侵略的要素が強くなったとし、「中国民族の感情を著しく傷つけたと言わざるを得ない」と記した。
私見…
産経新聞に寄稿した内容と
読売新聞に寄稿した内容が
違うのは 何故なのでしょうか?
先の大戦は侵略だったと言いつつ…
何故?…
集団的自衛権行使を容認すべきだ
と言うのでしょうか?
支離滅裂ですよね…
自民党の憲法改正草案には
戦争の放棄が明記されておりません!
不戦の誓いは何処へ?
と問われていたはずです!
自民党の憲法改正草案は
安全保障に改正しています…
安全保障で 戦争の放棄が
守られると本当に言えるでしょうか?
安全保障と言う条文よりも
戦争の放棄の条文の方が
遥に 平和な生活や安全を
より一層 保障していると
言えるのではないでしょうか?
731部隊のような軍隊を
2度と作らないためにも
戦争の放棄のままであることが
望ましいのではないでしょうか?
誰が言っていたかは忘れましたが
その方はこう言っていました…
現在の自衛隊は 災害救助隊だと…
正に その通りだと思います!
だからこそ……
戦争の放棄は このままであることが
望ましいと思います!
と同時に…
自衛隊に
関東軍のイメージがつくことは
避けなければならないことだと
言えるのではないでしょうか?