ついに終わってしまった。
といいつつ、それは昨年のことである。
観終わった直後に感想を書きかけてそのまま放置していた。
時間をおいても自分の評価に変化がないか確かめたかったというのもある。
忙しくで書き終えることができなかったというのもある。
まあ、そういうことはどうでもいい。
そもそも書き終ろう。
私は以前、このドラマは落としどころが難しいといったことがある。
主人公が極悪人である以上、ハッピーエンドにはできない。
反社会性を肯定するような終わり方にはできないだろう。
とはいえ、このドラマには家族愛がある。
凄惨な場面の多い犯罪ドラマではあるが、根底には家族愛がある。
その愛すべきホームドラマの部分をどこで断ち切るか、どう断ち切るか。
そして、断ち切ったあともこのドラマは成立しうるのか、が大きな山場と見ていた。
結果、すべては杞憂に終わる。
私の懸念より作り手の力量の方がはるかに上だった。
これは稀にみる秀作である。
長く記憶にとどまるであろう逸品である。
シーズン1 ★★★★
シーズン2 ★★★
シーズン3 ★★★★
シーズン4 ★★★★★
ジーズン5-1 ★★★★
シーズン5-2 ★★★★★
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