時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

厄日

2011-07-31 00:05:47 | 人生
厄日はある。
今を思えば昨日の夕方から不穏な空気が漂っていた。
そして今朝。
なんのことはない住宅の下検査から事件は始まった。
不意を付いて連続するトラブル。
すべて仕事がらみのトラブルだった。
なんだろうこの負の連鎖は、
不可視のハーレー彗星でも通過しているだろうか。
こういう日はただひたすらこもるに限る。
地下100mのシェルターにでもこもりたい気分だ。
そこまで逃げればハーレー彗星の毒蛾も及ばないだろう。
くわばら、くわばら。
なんのこっちゃ~
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将棋の反則

2011-07-29 20:37:00 | 将棋
今日、NHK将棋講座を見たら将棋の反則負特集があっていた。
反則の第一位は「二歩」だった。
私は試合で二歩をやった記憶はないが、
筋違いに角を成って反則負けになったことならある。
相手はS大の主将だった。
S大の前の主将は九州学生将棋準優勝二回の実力者で、当時
高校生だった私にいつも親切に対局して下さったのを憶えている。
しかし、この年のS大主将は実力的にもさえなかったし、性格的
にもなんだかいけ好かない人だった。
私が反則の手を差すと、
会場に響き渡るような大声で
「反則!反則!」
とヒステリックに糾弾したのである。
私は犯罪者にでもなったような罪悪感を味わってしまった。
プロレスの反則じゃあるまいし、
対戦者に責め立てられるいわれはないのだけど・・・
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小松左京

2011-07-26 19:55:02 | 読書
二日前、小松左京さんが亡くなられた。
小松さんの最近撮られた写真を見たが、
そこにはかつての小松左京の面影はなかった。
享年80歳、仕方のないことかもしれない。
私は日本の初期のSFが好きだった。

星信一
小松左京
筒井康隆
半村良
平井和正
田中光二
山田正紀

とりわけ小松左京の作品が好きだった。
小松左京といえば『日本沈没』とか
『復活の日』とか長編物で有名だったが、
短編もショートショートも相当に面白かった。

長編で印象に残ってるのは、
『虚無回廊』
『復活の日』
『こちらニッポン…』
『継ぐのは誰か』

短編は、
『時の顔』
『お召し』
『保護鳥』
『終りなき負債』
『影が重なる時』
『釈迦の手』

ショートショートは、
『胎内めぐり』
『蜘蛛の糸』
『沼』
『ホクサイの世界』

小松さんはおそろしく博識でパワフルでユニークな作家だった。
私の青春時代、はまりにはまった作家だった。
SFの巨人小松左京よ永遠なれ。
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深夜の叫び声

2011-07-22 18:40:25 | 思い出
子供の頃の話。
夜遅くに父親の叫び声で目が覚めた。
あ゛ぁぁぁぁぁーと叫んでいた。
恐る恐る両親の部屋に入った。
父親は片方の足首を握って、
あ゛ぁぁぁぁぁーと叫んでいた。
足の小指の先に何かがくっ付いていた。
黒い何かがだった。
虫だった。
クワガタだった。
小指の膨らみにガッチリ噛み付いていた。
光沢があってやや丸みのあるヒラタクワガタ。
このタイプのヒラタクワガタは強烈に痛い。
しかもどこまでもしぶとい。
ちょっとやそっとでは放さないのだ。
とんだ災難であった。
クワガタはいずこから来たのか?
などと考えることはなかった。
私の飼っていたヒラタクワガタだった。
カゴから逃げ出したのだ。
あ゛ぁぁぁぁぁー。
あ゛ぁぁぁぁぁー。
あ゛ぁぁぁぁぁー。
父親の叫び声を背に私はおずおずと部屋に戻った。
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私を納得させる10か条。

2011-07-20 23:29:22 | オーディオ

とうとうお目当てのスピーカーを買うことにした。
いや、正確にはお目当てのひとつ上のスピーカーを買うことにした。
悩みぬいた上での決断だった。
私はけして浪費家ではない。
ネットでの買い物は好きだけど根はかなりセコイ人間である。
自分の中でよほどの理由付けがない限り大きな買い物はできない。
妻を説き伏せることより、自分を説き伏せることの方が難しい。
で、今回の買い物(スピーカー)の理由付けはというと、

1.ここ一年仕事漬けでほとんど休んでいない。
2.ゆえに外食の頻度も激減した。
3. ゆえにDVDのレンタルも激減した。
4.ゆえに好きな釣りも一年近く行っていない。
5.それに私は酒もタバコもやらない。
6. もちろんギャンブルも女性に貢いだりも一切ない。
7.車も9年乗り続けている。
8.次に買う車も高級車を望んでいない(プリウスは欲しいけど・・)。
9. オーディオは高いけれど大事に使えば20年以上使用できる。
10.そしてなにより、自宅にいながら至福の音楽に耽ることができる。

これでようやく自分を説き伏せることができた。
ただ、ひとつ気がかりなのは息子が大学院に行くといいだしたこと・・・

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フリーメーソンの謎

2011-07-17 12:31:14 | 思い出
随分昔のこと。
新聞のテレビ欄を見ていたら深夜2時近くの欄に
「島原フリーメーソンの謎」とあった。
当時、私はフリーメーソンに少なからず興味があった。
それに関する書籍も何冊か持っていた。
長崎市内のフリーメーソンのあった洋館も見学に行った。
島原といえばいかにも関連ありそうな地である。
次の日は仕事だったが夜更かしして見ることにした。
番組はソーメンの製造秘話から始まった。
そしてソーメンの話はいつまでも続いた。
フリーメーソンの話はいっこうに出てこなかった。
新聞を見直すと、
「島原ソーメンの謎」と書かれていた。
なんともマヌケな一夜であった。
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手嶌葵

2011-07-11 19:51:13 | 音楽
「虹の歌集」を買った。
彼女のことはほとんど知らない。
先日、人の批評につられて買った
「The Rose~I Love Cinemas~ 」
がよかったからまた買った。
この作品も実に味わい深い。
声になんともいえない響きがある。
淡い水彩画を音色にしたような歌声である。
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九電やらせメール

2011-07-05 11:43:03 | 想い
これじゃラーメン店の人気投票と同じじゃん。

今に始まったわけではない、原発の情報操作。

40数年間に渡って、

二つは切っても切り離せない関係なんだよな。
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九州人のB型

2011-07-03 13:26:04 | 想い
松本復興担当相の弁、その一。
「私は九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして・・」

九州人を代表して、
失敬な!!


松本復興担当相の弁、その二。
「私はB型で短絡的なところがあって・・」

A型を代表して、
たしかにB型はようわからんでごわす。




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深夜の電話

2011-07-01 02:25:20 | 人生
深夜2時4分。
つい今しだかの話。
まだ仕事中であった。
携帯電話が鳴り出した。
私の知り合いにこんな時間にかける人はいない。
番号を見る。
知らない番号。
いつまでもなり続けている。
近くにオカンが寝ていたので出るわけにはいかない。
身に覚えはないが、もしかして、
知られてはまずい人かもしれない。
まだなり続けている。
取りあえず、オカンを追い出した。
しかし、ここまでなり続けると不気味である。
鳥肌が立ってもう出れなくなってしまった。
しばらく戸惑っているうちに電話は切れた。
着信に残った番号は携帯の番号ではなかった。
0986から始まる固定電話の番号だった。
市外局番を調べると宮崎県だった。
宮崎には知り合いは誰もいない。
間違い電話なんだろうけど、深夜の電話は怖い。
ダークな想像に支配されて縮こまってしまった。
寒い。
もう風呂は入って寝ろっ。
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