太鼓のＣＤを注文した。
ほんとは『鬼太鼓座 コレクション』を買いたかったが、２万円は高すぎる。
しかたなく、1700円の『鬼太鼓座 ベスト』で我慢することにした。
迫力ある太鼓の音は好きだが生の太鼓の音を聴いたのは数回だけ。
記憶にあるのは新車を買って成田山でお祓いをしてもらったときの二回だけ。
ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドン・ドッドーーーン！
祈祷中、終始太鼓の爆音。
まるで落雷のごとし。
しかし、その音を聴いてからもう二年半が経つ。
いまでは迫力があったとしか思い出せない。
ＣＤと比較する意味で、もう一度生の太鼓の音が聴きたい。
◆
今日、八幡神社に息子の嫁さんの安産祈願に行った。
ここは由緒ある神社。
まさか太鼓の演奏が聴けるとは。
ドン、ドン、ドッドッドーン。
両手打ちのド迫力太鼓ではなかったが十分に聴きごたえがあった。
しかと耳に焼き付けた。
これでＣＤとの比較ができる。
ＣＤは明日送ってくる。
はたしてうちの小径ユニットスピカーでどこまで太鼓の音が再現できるか～
以前、いつも親しく話しかけてくる佐川急便の兄さんに
「メール便っていいですよね」っていったら、
兄さんの顔がサッと強張って、
「でも、あれは信書は送れないですから」
といわれた。
褒めたつもりなのに、自分とこのサービスに不満なのかいな、
と思っていたらずいぶん後になって知った。
メール便は佐川でなくクロネコのサービスだった。
憎っくき敵だった悪玉が、最後には味方になる。
最近の海外ドラマによく用いられる手法だ。
確かに実直で清廉潔白なヒーローより味はある。
元悪玉、というところに妙に惹かれてしまう。
でもね。
限度ってものはある。
かつて自分の家族を殺した悪玉と手を結ぶってのは無理だろ。
まもなく２月。
春はそう遠くない。
唐突に直太朗の『桜』が聴きたくなった。
我が家のオーディオで、あらためて直太郎の『桜』を聴いてみたい。
はたして録音はいいだろうか。
直太郎の声はその通り澄んでいるのだろうか。
そういう思いで楽天で直太郎のＣＤを模索する。
あれこれ探しているうちに『sakura songs』なるＣＤを見つける。
いろんな人の桜ソングのオムニバスである。
つい色気をだしてしまう。
どうせならこっちの方がお得である。
決まり。
で、先日その『sakura songs』が楽天から送ってきた。
桜に関する歌が全14曲。
いろいろいるぜ。
スピッツもいるぜ。
スキマもいるぜ。
スガシカオもいるぜ。
福山もいるぜ。
？
直太郎がいない。
肝心の直太郎の『桜』が入っていない。
な、バカな。
小田さ～～～～～～～～～～～～ん。
合掌。
★★★☆
実写版『アイアムアヒーロー』。
小田さん役は吉高由里子が似合う。
長澤はお上品すぎる。
色気ありすぎる。
からだ中ムチムチしすぎている。
白ムチのあんたに、あの下品でガサツな小田さん役をこなせるかな～
付箋紙の糊は強すぎてもいけない。
弱すぎてもいけない。
剥がれにくく、剥がれやすい。
絶妙の粘着性が求められる。
人付き合いもこれにしかり。
近すぎず、遠すぎず、
ほどよい距離感が求められる。
