ヴェルビエは基本的にスキーリゾートなのであるが、夏もこのヴェルビエ音楽祭があり、少しだけ活気づいている。
この風情、日本の伊豆あたり-といっても熱海のような大きなところではなく、土肥とか戸田のような少し小さめ-の観光地のようだ。
こんな看板を見つけた。
これは、ミルクバーなのか、ミルクとバーなのか。かなり対極を行っているようにも思うが。
通りを進んでゆくと、スタインウェイのピアノに向かってお辞儀をしているような男性のポスター。ピアニストではなさそうだけれど、見たことのある顔。
ジュリアス・バー?
はは、ウムラウトがついている。バーではなく、ベアーだ。ジュリアス・ベアー。スイスのプライベートバンク様だ。
いつかお世話になりたいが、バーとベアーの違いも分からない私には用はないだろう。
ちなみにポスターの男性はスタインウェイの調律師。内田光子等の調律を担当しているらしい。それで見覚えがあったのだろうか。