ドゥダメルの誕生日翌日の演奏会。彼がロンドンをコンサートで訪れるのは昨年の4月以来だろうか。私も10月にNYで演奏を聴いて以来なので約4ヶ月ぶり。
第1夜の曲目は、
John Adams Slonimsky’s Earbox
Leonard Bernstein Symphony No 1 ‘Jeremiah’
Beethoven Symphony No 7
John Adams、現代作曲家としては嫌いではない。時々自分にとっては聞くに堪えないという現代音楽があるが、彼のは総じて受け入れやすい気がする。GustavoがCity Noirなどを演奏しているから、耳慣れているのかもしれないが。
Bernstein。Gustavoは得意なのだろうか。一般に取り上げられるより頻繁に彼はBernsteinの曲を取り上げているように思われる。
Beethoven。最近マーラーなどの大編成の曲に慣れてしまって、舞台の上のオケの編成がとても小さく感じる。SBYOVなどは、曲に関係なく大編成で演奏するから、余計そんな風に思うのだろうか。
アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第1番(なぜこの曲を選んだのだろう?以前、アムステルダムコンセルトヘボウがマリス・ヤンソンスとバービカンに来た時もこの曲をアンコールで演奏した記憶がある)とバーンスタインのオーケストラのためのディヴェルティメントからワルツ。
このワルツは昨年のルツェルン音楽祭でGustavoがウィーンフィルと演奏し、またアンコールでも良く取り上げることもあって、いろいろな思い出の詰まった曲になっている。まさかこの曲をアンコールにすると思わなかった不意打ちもあって、ちょっと涙が出そうになった。
明日のマーラーはどんな演奏になるのだろうか、今から楽しみである。