Que ma vie est belle!

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ドゥダメル-第1夜@バービカン、ロンドン

2011-01-27 19:30:00 | Gustavo Dudamel

ドゥダメルの誕生日翌日の演奏会。彼がロンドンをコンサートで訪れるのは昨年の4月以来だろうか。私も10月にNYで演奏を聴いて以来なので約4ヶ月ぶり。

第1夜の曲目は、

John Adams Slonimsky’s Earbox
Leonard Bernstein Symphony No 1 ‘Jeremiah’
Beethoven Symphony No 7

John Adams、現代作曲家としては嫌いではない。時々自分にとっては聞くに堪えないという現代音楽があるが、彼のは総じて受け入れやすい気がする。GustavoがCity Noirなどを演奏しているから、耳慣れているのかもしれないが。

Bernstein。Gustavoは得意なのだろうか。一般に取り上げられるより頻繁に彼はBernsteinの曲を取り上げているように思われる。

Beethoven。最近マーラーなどの大編成の曲に慣れてしまって、舞台の上のオケの編成がとても小さく感じる。SBYOVなどは、曲に関係なく大編成で演奏するから、余計そんな風に思うのだろうか。

アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第1番(なぜこの曲を選んだのだろう?以前、アムステルダムコンセルトヘボウがマリス・ヤンソンスとバービカンに来た時もこの曲をアンコールで演奏した記憶がある)とバーンスタインのオーケストラのためのディヴェルティメントからワルツ。

このワルツは昨年のルツェルン音楽祭でGustavoがウィーンフィルと演奏し、またアンコールでも良く取り上げることもあって、いろいろな思い出の詰まった曲になっている。まさかこの曲をアンコールにすると思わなかった不意打ちもあって、ちょっと涙が出そうになった。

明日のマーラーはどんな演奏になるのだろうか、今から楽しみである。