友人の旦那さんの誕生日まであと2週間ちょっと。でも来週はAtlanta出張もあるし、ケーキ作りの練習時間は限られている、ということで、今日もケーキ作りに励んだ。昨日から焼き型を変えてかなりうまく焼けるようになっている。ああ、今日も成功!!『ぐりとぐら』という童話に出てくるカステラケーキのような出来栄え。実家で作るのと同じようにしているはずなのに、ここで作ると『ぐりとぐら』のケーキのような黄色にケーキが焼きあがるのです。
ところで、このケーキ、アメリカへ持ってゆく?でもスポンジケーキだし、潰れて不味くなりそう。。。と、ふと窓の外を見ると、向かいの住人と思しき人々が共用の中庭でワインを飲んでいる。そうだ、あの人たちに食べてもらおう!。。。でも、変な日本人、って警戒されてしまうかなぁ?。。。このままケーキを捨てるのも勿体無いし。。。私だったら、断るかなぁ。。。でも、折角の『ぐりとぐら』のケーキ。。。ダメもとでチャレンジしてみよう!
と、勇気を振り絞って、「ケーキを焼いたのですが、明日からAtlantaへ出張で食べられそうにありません。よろしかったら食べていただけませんか?」すると、「なに言っているのよ、是非一緒に飲みましょうよ!」と、その後結局夜の10時まで、ちょっと肌寒い中庭で飲み、しゃべり続けた。その上、一人のおぢさまがとても世話好き、かつ私のことを気に入ってくださったようで、「何?一人??それはいけない。私がお婿さんを紹介するよ」と言い出し、来週の土曜日、出張から帰ってきたらまた飲み会、との提案を受けた。お婿さんはともかく、こうして会社を離れて現地の方たちと仲良くなれることは、私にとってとても嬉しいことなので、喜んでお受けした。
ケーキも、美味しいといってくださり、男性3名女性2名では余るかな?と思っていたのに、早々になくなって、これもまた嬉しかった。『ぐりとぐら』のケーキに少しの勇気というスパイスがあれば、人生の楽しみはさらに広がる??