Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

幻想交響曲@Royal Festival Hall

2009-03-07 00:30:00 | コンサート

2009年3月6日。ロイヤルフェスティバルホール。

Messiaen Les Offrandes oubliées
Tchaikovsky Piano Concerto 1
Berlioz Symphonie fantastique

Louis Langrée conductor
Simon Trpčeski piano

Dudamelのコーラス席に味をしめ、今日もコーラス席で。指揮者のカリスマ性って、何だろう、と思いながら。

3曲目は有名な、幻想交響曲。

空でも歌える、幻想交響曲。

が、第一楽章、何を聴いているのかわからない。Symphonie fantastiqueって、幻想交響曲よね、ベルリオーズ、似たような曲作っていなかったわよね、と誰かに確認したくなるくらいに。「幻想即興曲」をゆっくり弾くと何の曲か良く分からない、そんな感じだ。

第二楽章に入って、間違いなく幻想交響曲だということは理解したが、しっくりしない。

それを救ったのが、第三楽章のコールアングレ。非常に美しくメロディを歌い、第三楽章が終わったところで、指揮者が演奏者に拍手をした(これもコーラス席だから分かる特典だ)。演奏終了後、奏者が舞台上に残っていたので、拍手をしたら、Thank you、と応えてくれた。これもコーラス席の特典。

第一楽章はなんだったのか、いまだにわからないが、最後はすっかり盛り上がって終了。指揮者は、スコアを持ち上げて、ベルリオーズに感謝していた。尤もだ。

幻想交響曲、これはDudamel向きだ、間違いなく。と思ったら、録音があるらしい。USでしかavailableではないようだが。是非聴いてみたいものである。


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