何時ものお散歩コースはマンチェスタースクエアを右折するのだが、今日は左折して、The Wallace Collectionへ。
此処も多くの英国の美術館に違わず無料である。
入ってびっくり。そのコレクションの質の高さ。また、展示室自体も素晴らしい。天井が高く、多くの部屋では豪華なシャンデリアが輝く。驚くべき家具と陶器の質の高さ。数え切れないほどのセーブルに加えて、マイセン、青磁まで。見事な装飾のフランス製家具。その上、絵画もレンブラント、ファンダイク、ベラスケス!
思わずガイドブックを購入に走り、喫茶室にて予習?
個人所有のコレクションに始まる美術館の素晴らしいところは、外れが少ないことだ。歴史的意義を求めてではなく、個人の趣味に基づいて集められると、趣味さえ合えば、そっくり頂きたくなる。
Parisのジャックマールアンドレ美術館を思い起こす。ただ、部屋が綺麗に改装されているので、その気になりやすい私など、自分が今この家で美術品に囲まれて住んでいるかのような気持ちになってしまう。
ティールームがあるところも、ジャックマールアンドレと同じ。来週の週末はここで朝食を摂ってみよう。本当に此処が自分の家であるかのように思えるのではないかしら。