びんかんどんどん。

2008-05-06 09:17:52 | ・ことばの尻尾踏み。
くる しいひとの くるしいことへの 感受性は
たのしいひとのたのしいことへの感受性は
うれしいひとの うれし いことへの感受性は
かなし いひとのかなしいことへの感受性は
瓶 缶の分別よりも深く険し くて敏にして 鈍
きのうの朝刊の栃木の知的障害者の冤罪の
コラム記事の 「迎合的な特性」 の烙印の朝


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わたしはことしの春あいらしい蕾を見た
光につつまれた秘やかな白
電車がくる
立ち上がる
ああドクダミなんだ。
ことばが色をかえる

ところでくらいというのは光を含む
くらいのは好き
猫は嫌い光もにがて
猫の写真は好き光も写真が好き

ホームシックってたうたうわからなかった。
ホームで浮かぶ
緑に浮かぶホーム

ついていってしまうのか
みんなみんな
ついていってしまうといい

そして振り返ってほしいだけ
甘く
きょうの行き違いに没むこころに
閃く擦過傷なでじゃぶは
甘く
何が
たぶん風ぐらいのもの
夕日のうえに睡くたゆたう
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