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何もする気がない、どおでもいい。コロナで激減し稀な仕事を自分のひどくつまらないミスでキャンセルされ、輪をかけている。
銀行に行かざるを得ない用ができ、そのビル上階のベンチに座る気になり、そして座って読みかけの文庫本を開いた。東京タワーオカンとボクと、時々、オトン。ただただ羨ましい母子描写の大冊が病床時代に遷っている。涙を拭いたティッシュをマスクの下をめくり上げて潜らせるようにして洟をかむ。あほらしいほど愛溢れるモノは心を打つ。
私はまともにというのか普通に時系列で思い出すことがしにくい。大切かもしれないことを忘れていることが多い。
真央は繰りかえす
そこに愛は、愛はあるんか。
愛がなければ記憶にならない。
大地も思いもマジックの花1本。
玉手箱的に予約図書提供メールが届く。宇佐美りんのかかである。ははつづく。
母親のともだちになりたかったかとふと問う。無理。