ロバート・レッドフォードからレオナルド・ディカプリオへのバトンタッチ。
すごくいい人選だ。
ミステリアスで哀愁のあるギャツビー役は、よーく考えてみれば、70年代なら、ロバート・レッドフォード。そして、2010年代ならレオナルド・ディカプリオしかいない。
確かにだ。
新「華麗なるギャツビー」は、レオ様にやってもらったことで、この作品はすでに、80%は成功している。
そこに最先端の3Dという映像効果。
まさか、ギャツビーが3Dで蘇るとは!!!
70年代の『華麗なるギャツビー』をリアルタイムで見た時、まさか、こんな時代がやってくるとは、想像だにしなかった。
ここ30年もの間、映画だけでなく、世界のあらゆる技術が進歩している。
そんな横溢する文明の中で、『華麗なるギャツビー』の進化こそ、私にとって、最大のカルチャーショックだった。
3Dで蘇ったF・スコット・フィッツジェラルドの世界は、バズ・ラーマン監督の華麗なる映像とディカプリオの名演技で、さらに豪華にさらにGREATになったことには間違いはない。
レッドフォードVSディカプリオ。
ロバート・レッドフォードファンの私だが、今回だけは、レオ様に軍配を上げたくなった。
6月14日から公開
【監督】バズ・ラーマン
【出演】レオナルド・ディカプリオ トビー・マグワイア キャリー・マリガン