マリリンの映画日記

エッセイスト瀧澤陽子の映画ブログです!新作映画からオールドムービーまで幅広く綴っております。

『華麗なるギャツビー』

2013年06月09日 | 映画

 

 

ロバート・レッドフォードからレオナルド・ディカプリオへのバトンタッチ。

すごくいい人選だ。

ミステリアスで哀愁のあるギャツビー役は、よーく考えてみれば、70年代なら、ロバート・レッドフォード。そして、2010年代ならレオナルド・ディカプリオしかいない。

確かにだ。

新「華麗なるギャツビー」は、レオ様にやってもらったことで、この作品はすでに、80%は成功している。

そこに最先端の3Dという映像効果。

まさか、ギャツビーが3Dで蘇るとは!!!

70年代の『華麗なるギャツビー』をリアルタイムで見た時、まさか、こんな時代がやってくるとは、想像だにしなかった。

ここ30年もの間、映画だけでなく、世界のあらゆる技術が進歩している。

そんな横溢する文明の中で、『華麗なるギャツビー』の進化こそ、私にとって、最大のカルチャーショックだった。

3Dで蘇ったF・スコット・フィッツジェラルドの世界は、バズ・ラーマン監督の華麗なる映像とディカプリオの名演技で、さらに豪華にさらにGREATになったことには間違いはない。

レッドフォードVSディカプリオ。

ロバート・レッドフォードファンの私だが、今回だけは、レオ様に軍配を上げたくなった。

6月14日から公開

【監督】バズ・ラーマン

【出演】レオナルド・ディカプリオ  トビー・マグワイア  キャリー・マリガン