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永青文庫
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柿衞文庫名品にみる 芭蕉 ―不易と流行と―
期間:10月2日(土)~12月5日(日)
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「ふる池や」句短冊 松尾芭蕉
貞享三年(1686)刊行の『蛙合』の巻頭句、芭蕉開眼の句として古来有名なため、偽筆も多いが、本点は稀にみる真蹟。
落款「はせを」や「婦」「や」「込」に貞享後期の特色がよく出ており、伝存する「ふる池」短冊中の白眉とされる。
「水無瀬三吟百韻」懐紙 宗長写
長享2年(1488)正月22日、後鳥羽天皇を祀る水無瀬神宮に奉納するため,宗祇・肖柏・宗長の3人で詠んだ何人百韻。
『湯山三吟百韻』と共にに連歌の代表的百韻として知られる。
永正、大永年間頃の書写。
「懐旧之連歌百韻」懐紙 里村玄仍筆
慶長4年(1599)三月六日、最上義光が縁のある人物を偲んで巻かれた百韻連歌。
黒田如水、山名禅高、堀喜吽、里村紹巴、玄仍、昌琢、玄仲ほか出座。
他に宗祇筆「みるまゝに」句短冊、細川幽斎らが出座した『大原野千句』などを拝見。