京都文化博物館
徳川家康没後400年記念 大関ヶ原展
期間:6月2日(火)~7月26日(日)
伝長宗我部盛親所用刀
全長97.2cm。長宗我部盛親の菩提寺・蓮光寺に伝来。作者は美濃の刀工・孫六兼元とも伝わるが不明。
長宗我部盛親は土佐の大名であった長宗我部元親の四男。長男の信親の死により元親の後継となり、関ヶ原の戦いでは西軍に与した為に戦後改易となり土佐一国を失った。その後京で牢人となっていたが豊臣方からの誘いを受け大坂城に入城。大坂の陣では五人衆のひとりとして奮戦したが、豊臣家が滅亡すると盛親は逃亡したものの捕らえられ斬首されている。
長宗我部盛親所用 金箔押色糸威草摺
蓮光寺に伝来する草摺(甲冑の一部)金箔押の札を紅・藍・萌黄を組み合わせた糸で威している。一部だけでも、この豪華さであり全体が残っていないのが惜しまれる。
脇坂安治所用 縹糸威布袋菖蒲蒔絵仏胴
金彩で前面に布袋・後面に菖蒲を描いた胴丸。脇坂安治が賤ヶ岳の戦いで着用したとの伝承をもつ。
東京から京都にやってきた大関ヶ原展。東京展より武器・武具の展示が少ない気がしました。見所として挙げられているのが家康木像(知恩院)や初花肩衝なので、これが京都展の特色でしょうか?
次は福岡展ですが、こちらも楽しみです。
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