司馬遼太郎の著作のひとつに「戦雲の夢」があります。
主人公は長宗我部盛親。
偉大な父の後を継ぎ、土佐国の太守になりますが、まもなく関ヶ原の戦いがおこり国を失います。永く京都で浪人をしていましたところ、豊臣方の求めに応じ大坂城へ入城。大坂夏の陣で藤堂勢を撃破するなど活躍しますが、城は落城し盛親自身も捕らえられ京都・六条河原にて処刑されてしまいます。
京都 蓮光寺
ここにひっそりと盛親のお墓があります。
史実の盛親は、どうも印象が薄く「大坂城五人衆」でも真田幸村(信繁)や後藤基次の後塵を拝してますし。
しかしながら「戦雲の夢」の盛親は非常に魅力的な主人公です。これがなければ盛親好きにはなってなかったと思います。
最近の「探訪」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事