ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

洋画の夜

2008-11-05 00:15:07 | Weblog
きのう借りてきた洋画DVD
「There will be blood」(ゼア ウィル ビー ブラッド)を観た。

主演のダニエル・ディ・リュイスが、とても素晴らしかった。

人間臭い、怪演。「ラスト・オブ・モヒカン」とか
「ギャング・オブ・ニューヨーク」とか、いろいろ出ていて

ものすごい役者さんだと思っていたけれど。

石油で成功した、あるひとりの男の生き様。
お金を手にしつつも、幸せとは程遠いような。

他者はもちろん、神をも寄せ付けない。

ダニエルのセリフ。

『いつも人を好きにならない。
十分に稼いで、すべての人を遠ざけたい』

ふぅむ・・・。おやすみなさい☆
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変わりゆく何か

2008-11-03 22:42:11 | Weblog
いつものように、本屋さんでウロチョロ

ふと思う。恋愛小説、読まなくなったなぁ・・・。
むかし。独身時代は、恋に恋して夢中になったものだ

今はと言えば、色恋・恋愛には見向きもしない。


関心があるのは『人間』とか『いかに生きるか』
そういったものが圧倒的に、心を打つ。


まぁ、結婚して落ち着いたからそう思うのかなぁ、、。

倫理道徳的に、わたしはミセスだから
恋なんていけないわっていうのとも違う。


もしかして・・・こ、これは。世に言うところの


「おっさん化現象」なのだろうか


そうじゃないことを願うけれど・・・
・・・どうせ昔から「おっさん」みたいなものだしな


最近読む本の傾向は、自分でも把握しているんだけど。

なんだか今日は久々に、がっつり「物語」を読みたい気分だった。

警察でも恋愛でも家族もの、でもなくて、、。
だったら何だ・・・??と、歩き回る。


人間を、読みたい。


結果、手にしたのは、
津本陽さんの文庫本『下天は夢か』→織田信長の物語でした。

ん??やっぱり・・・男の生きる道??
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名につく傷

2008-11-03 10:57:06 | Weblog
きのうは、とにかく疲れた。若院と二人で遠方に足を運び
ある舞台を観たのだけれど、あまりにヒドイものだった・・・。

(注意:前進座の舞台ではありません。)


基本的に、悪口を言うのは好まないけれど。

それが「親鸞聖人」の舞台だっただけに、黙ってはいられない


過去に舞台制作に携わっていた者として。
創作物としての質はもちろん、

聖人の名に傷がつく脚本、演出、演技、美術、音響。


幕が開いてすぐの、主役の第一声で
「まずい」と思った。嫌な予感は的中した


聖人の750回大遠忌法要・記念事業だっただけに、
怒りが込み上げて来た。

いつも温厚きわまりない若院も、怒っていた


実在した人物を扱っていて
しかもそれが宗教者であるにも関わらず


作品の中で描かれている「人物」や「み教え」が全く違う。


なんで、もっと勉強して芝居にしないのか。


細かい点を挙げれば、きりがないのだけれど。
腹立ちを隠し切れず、ついには落胆したのだった・・・。


そんな中で。同期の友達&親戚の若夫婦と
会場で会えたことが、唯一の、なぐさめとなった

きょうは、リフレッシュしよっと

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生かされて生きる

2008-11-02 10:15:06 | Weblog
きのう、赤塚不二夫さんの追悼番組を見た
彼の人生を、ドラマで振り返るものだった。

ふぅむ・・・。やっぱり、偉人とか成功者とか
世間で言われているような人は、苦労されているなぁ~。

わたし達は、人の生き様を外から、
それも「ほんの一部」を見て思う。

スゴイな、うらやましいな、
自分にはない「しあわせ」を得た人だな、と。

本屋さんに行けば「成功する方法」といった本が
山のように積んである

みんなが「成功」という言葉の響きに
憧れているからだろうと思う。他人の芝が、金色に見える


でも本当のところは、そんな簡単なものじゃない。


赤塚さんが、いかに孤独を感じておられたかを想う。

地位や名誉、お金、あらゆるものを手に入れても
人間の苦悩は、決して消えることがない。


赤塚さんの番組の後、ニュースでやっていた。
とある宗教団体が、訴えられていると。

悩み相談から、多額の金銭を取ったとか何とか。


しあわせは、どこか遠くにあるものじゃない。


案外身近にあって、小さすぎて
見落としてしまっているもの、かもしれない

ほんとうは苦悩の中にも、あるものかもしれない


それが大きな幸せだったと、気づかされるのは
いつの日か・・・。この命終える時か・・・??


悲しい人は、気づかされることもなく
不幸という錯覚の元、旅立つ日が来てしまうのだろうか
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たいせつなもの

2008-11-01 10:40:38 | Weblog
10月の言葉
『見えなくても つながってるから あたたかい』

11月の言葉は
『アミダさまのはたらきが 今を生きる力となる』
カレンダーをペリリと、めくるのが許される今日
なんだか、とても気分が良い


ひと仕事終えて、いつもの時が流れる。

ホットコーヒーを入れ。ほくほくしようと
たくらんでいたら、ピンポーーーン


玄関のチャイムが鳴る。


見ると、小さな影がひとつ。5歳の男の子だった。

「おれ野球をするんだけど、ピッチャーがいないから
ピッチャーになってほしい

「うん、いいよ!ちょっとだけね

庭に出たらすぐに、男の子のおばあちゃん&弟が
やって来た。

いつもは、子どもさんと遊ぶだけなんだけど
そのおばあちゃんと、ゆったりお話をした。

男の子だけでなく、親子孫・三代にわたって、
お寺の庭で遊んできた、思い出深い場所であること。

初めてのお産で、家で休んでいたとき。

窓を開けたら、お寺の庭のサクラが満開で
お産のよろこびと、サクラの美しさに心打たれたこと。

あたたかい笑顔で、丁寧に語って下さいました。


それはまた、わたしの心をも打ちました。

きょう、しんたいさんとの対談:女性2菩薩の部屋
(テーマ:夢まぼろし)
でもお話しましたが、
わたし達は、大きな流れの中にあり 
それを知らされることは、大きな喜びとなります。


繋がってきて、受け継がれてゆく、たいせつなもの
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